忍術学園に魔女がやってきた

涙の訳の段　不破side ページ32

僕達5年生は今日から事務員と食堂のお手伝いになった早川瑠衣を監視すると言う夜間訓練を出され僕は、天井裏で早川瑠衣さんを見ていた
鉢「はっ！どうせ化けの顔が剥がれる」
三郎はずっとあの調子だ
竹「まあまあ、落ち着けって」
久「そうだよ！豆腐でも食べて落ち着けって」
鉢「もう豆腐はこりごりだ！」
ハチも兵助も少しは落ち着いている
尾「瑠衣の寝顔かわいいな❤︎」
何故かわからないけど勘右衛門は早川さんの寝顔をまじまじと見て顔がうっとりしている
最近勘右衛門が瑠衣、瑠衣というようになって来て、性格が変わった、
鉢「何気持ち悪いことを言ってんだよ！ほんとに勘右衛門最近変わったな！あの女と会って！」
尾「なんだよ！気持ち悪いって俺は正常だよ！なんも術とかにもかかってないし、これは本心だ！」
竹「意味がわからない」
久「うん」
監視を続けると彼女は起き上がった
鉢「まずい！」
不「気づかれたかな？」
5年生は焦ったが、
瑠「まてよ！また私の世界に魔法使いと関係のある生物がまたでてきたとしたら！」
竹「魔法生物！」
ハチが生物に反応した、隠しきれてないが目がキラキラ輝いている
鉢「そりゃ忍術学園が危ない！」
魔法生物とはいったい
久「そういえば、乱太郎、きり丸、しんべぇがその変な黒い化け物におそわれそうになった時あの早川って言う女に助けられたって聞いたぞ」
その話はきり丸から聞いた、だから内心彼女のことが怪しいとは、わからないもっと関わりないといけない
瑠「この世界を守らないといけない！少し警戒していかないと！」
鉢「そんなことしなくてもお前なんかに何ができるか、ただの普通の女のくせに」
三郎が僻みを連発、確かに見た目は普通の女の子だ
瑠「それよりも、いつまでなんだろう…」
尾「瑠衣」
早川さんが切なそうな顔をした
本当は帰りたいのかな
早川さんは目を腕で隠して泣き始めた
瑠「ハリー、ロン、ハーマイオニー、フレッド、ジョージ、ドラコ、ハグリッド…スネイプ先生…」涙
僕達は無言になった
瑠「会いたいよ…なんで…わたしだけ…」涙
しばらく静かに泣き、泣き疲れたのかそのまま眠ってしまった
尾「ねぇ、瑠衣の左手に何か紙みたいなものがあるよ」
鉢「何かの密書かもしれない、近づいてみてくる」
尾「俺も！」
竹「ああ！おい三郎、勘右衛門！」
結局5人全員天井から降りてしまった
早川さんが手に握っているものをそっと取り5人でそれを見た

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