忍術学園に魔女がやってきた

綺麗な水色の瞳の段　善法寺side ページ12

善「(今日で二週間か)」

乱「お姉さん目覚めませんね」

彼女が来てから二週間立った

彼女は一向に目覚めない
僕は付きっきりで彼女の包帯の取り替えをして

善「大丈夫だよいつか目が覚める！」

今日は乱太郎と左近と一緒に薬草積みを終わった所だった
医務室に向かっていると

乱「私お姉さんの様子を見てきます！」

川「あ！おい！乱太郎！」

善「乱太郎！走ると危ないよ！」

乱太郎が走り出した

僕と左近は早歩きで医務室に向かっていると乱太郎が薬草を落とした

善「乱太郎⁉」

まさか彼女に異変が！

医務室を見ると

銀髪の頭は起こされていた

乱太郎は彼女の腰に腕を回し、泣き始めた

「目が覚めたんですね！」

僕の方に、顔を振り返る時息を飲んだ

目覚めなかった瞳は綺麗な水色をしていた

まるで水晶玉のようだ

「(き、綺麗だ！)」
学園長の報告を左近にお願いして

僕達は雑談を広げた

彼女の名前は早川瑠衣さんというらしい

夜も遅いので明日学園長に合わせることを話して
彼女はまた医務室でお世話になった

夜
留「作、伊作！」

善「え！？何？」

留「伊作、何回もよんでるぞ！」

善「ご、ごめん留三郎！」

留「銀髪の女、目覚めたんだってな」

善「うん、綺麗だった」ボソ

留「何か言ったか？」

善「いやいやなんでも」

早川さんの綺麗な容態に惚れたなんて言えない！
留三郎は彼女に警戒しているからな

留「(バレバレだっつうの)」

僕はその夜中々寝付けなかった

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