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A side
あれから私は隣町を雨の中
傘もささずにさまよっていると
とある夫婦に拾われた
おばさんが"うちにおいで"と
暖かい手を差し伸べてくれたのだ
この街の人達はお人好しすぎる
だが、行くあてもなかった為
そのご好意に甘える事にした
A「…ありがとう」
エミリー「良いのよ、ほら、暖まりなさい」
ジョン「見かけない子だね
どこから来たんだい?」
口を閉ざす私にエミリーおばさんが察したのか
ジョンおじさんを叩いた
エミリー「気にしないで
ゆっくりしていきなさい」
A「…私、Aっていいます」
エミリー「A、良い名前ね」
優しくハグしてくれるエミリーおばさん
初めて人の温もりを感じた
エミリー「あらあら、辛かったのね」
ジョン「ばあさん
可愛い子を泣かせちゃいけないよ」
エミリー「そうね、よしよし」
こんなに人の優しさが暖かいなんて
見ず知らずの私に
こんなにも暖かくしてくれるなんて
この街の人はやはりお人好しすぎる
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nora(プロフ) - 岡Pさん» コメントありがとうございます!!お褒めのお言葉とても嬉しいです!これからも頑張りますね^ ^ (2019年10月23日 20時) (レス) id: ae872c7f23 (このIDを非表示/違反報告)
岡P(プロフ) - 面白いですね。この先どうなるのか、興味津々です。更新楽しみしています。頑張って下さい。 (2019年10月23日 14時) (携帯から) (レス) id: 8256504f4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:nora | 作成日時:2019年10月20日 20時