１８ ページ19
ベ「A…っ」
貴「…ん…」
ベ「起きてくれ、大変だ！」
ベルトルトは私を抱えると、石の階段を上がった。
屋上は先ほどと同じで風がとても強く、でも違うのは…ナナバさんとゲルガーさんが他の二人の兵士の遺体を寝かせて居たことだった。
ゲ「壁の方角から今が飛んできて…そいつにやられた…」
貴「そんな…」
ユ「壁の方？」
コ「あいつだ！一体だけ壁の方に歩いて行った…あの…獣の巨人の仕業に…うお！！！」
コニーの叫びと同時に響く足音、
コ「巨人多数接近…！さっきの倍以上の数は…」
ゲ「なんだと…」
ナ「まるで最初から…遊ばれているような気分だ」
それでもゲルガーさんとナナバさんは立体起動を使い、巨人を討伐していく。
貴「ねぇベルトルト…私も戦いたい」
ベ「ダメだ、君はただでさえ怪我をしてるのに」
貴「お願い…」
ベ「…君まで危険を冒す必要はない」
貴「そんな…私たちの代わりに…2人が」
コ「ああクソが…なぁ…このままここで…等が崩されてただ食われるのを待つしかねぇのか…」
貴「…もう日が出る…そしたらもっと増えて…」
ユ「コニー、ナイフを貸してくれ」
コ「ほらよ」
貴「何に使うの…それ？」
ユ「まぁ…そりゃ」
これで戦うと、ユミルはクリスタに向けて微笑んだ。
2人はじっと見つめ合い、
ユ「クリスタ…お前の生き方に口出しする権利は私にない。
だからこれはただの…私の願望なんだがな。
お前…胸張って生きろよ」
ク「……え？」
ユミルはそういうと、急に走り出した。
ク「ユミル？待って！！」
それを止めようとするクリスタを押しのけ、
ユミルは塔の上から飛び降りた。
そしてナイフを振り上げると…眩しい光がその場を包んだ。
私はこの光の正体を知っている、
なんども目の前で見た、巨人化の時の光。
コ「うそだろ…ユミルまで巨人に…」
ク「ユミル…」
驚く私たちをよそに、ベルトルトとライナーは悲しみの表情を浮かべ。
「「あ、あの巨人は…あの時の」」
確かにそう呟いた。
だが私はそんなことを特に疑問を持たず、ユミルをただ見つめて居た。
ユミルはものすごいスピードで他の巨人の頸を攻撃していく、
しかし塔を守ろうとするばかりか攻撃力はイマイチで…。
あっという間に他の巨人に飲み込まれた。
ラッキーアイテム
デニムタイトスカート
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 92人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「進撃の巨人」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もか。(プロフ) - 藍呼さん» ありがとうございます！そんなにはまっていただけて本当に嬉しいです！頑張りますね(^^) (2017年6月8日 5時) (
レス) id: 2031a04410 (このIDを非表示/違反報告)
藍呼(プロフ) - ハマりました！マジハマりました！死ぬほどハマりました！天に昇るほどハm)さいしん待ってます (2017年6月7日 23時) (レス) id: c6be2e2a06 (このIDを非表示/違反報告)
まりあ(プロフ) - はい！！もう更新されたら飛んでいきます！！笑笑 (2017年6月6日 23時) (レス) id: 14547da18d (このIDを非表示/違反報告)
もか。(プロフ) - まりあさん» ありがとうございます！そう言っていただけて打つ手が止まりません。ぜひこれからも閲覧してください！！ (2017年6月6日 23時) (レス) id: 2031a04410 (このIDを非表示/違反報告)
まりあ(プロフ) - めっっっっっっっっっっちゃ面白いです！更新頑張ってください！ (2017年6月6日 23時) (レス) id: 14547da18d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：もか。 | 作成日時：2017年6月2日 11時
