約束、、叶えてくれる？ (ページ13)

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慎太郎side

慎「それで俺が姉ちゃんって呼んでいい？って聞いたのが始まりだもんね」

『懐かしいねぇ、あの当時は弟！！って感じだったのに今じゃこんなに逞しくなっちゃって、、私姉感ある？』

俺だって姉ちゃんってたしかに呼んで入るけどやっぱり男として見られたいと思って免許取ったり、筋肉鍛えたりしたんだよね、、

きっかけは全部姉ちゃんなんだよなぁ

慎「姉ちゃんはいつまでも慕う相手だよマジで！だから甘やかして〜」

『んふ、もちろん！唯一の姉弟だもん！』

やっぱ弟なんだよなぁ、、

俺も一時期姉ちゃんが好きだった事がある
美人で可愛い、優しくて気が使えて礼儀が正しくて、それに俺の事事大事にしてくれて俺にとっても大切な存在だったからこそ、いつの間にか好きって感情が生まれてたんだよね

その当時自分から姉ちゃんって呼び始めたことを後悔してた、、、

だって弟にしか見られないから

でも

『あ！慎太郎！この間きょもママにねエビフライの作り方教わったの！だから慎太郎に食べて貰いたいんだけどうち来ない？』

こうやって俺の好きな物とか覚えてくれて
悩みがあったら聞いてくれて、、

姉ちゃんが困ってたら頼ってくれる特別な存在で入れるならいいのかなぁなんて思ったから

慎「マジ！姉ちゃんスゲー！もちろん食べに行きたい！姉ちゃんの家久々だなぁあ、俺評価厳しいかもよ？？？笑」

『嘘つけ〜いつも姉ちゃんの料理はどれも美味しいって褒めてくれるくせに〜』

今は姉ちゃんとして慕ってる相手として見てるよ
もちろん大切な人っていうことに関しては変わんないけどね？

それに、、

慎「着いたよー」

『慎太郎運転ありがとう！』

姉ちゃんからは、風と共に嗅いだ覚えのあるバニラの香水の匂いがするしね笑笑

本当あいつも俺相手になんでこんな嫉妬するのかね？
まだ俺が姉ちゃんの事好きだとでも思ってるのか、、

まぁいずれにせよ、互いに好きなのはバレバレなんだから付き合えばいいのにね？

『慎太郎ー！お弁当食べよ〜』

慎「やった！姉ちゃんの手作り弁当〜」

じゃあ俺は匂いなんて気にせず姉弟の時間を楽しんでまいりまっす！

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遅くなってしまいごめんなさい！
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