番外編2(クリスマス) ページ25
『友君!』
午後7時少し前に家の前で友君を待っていると友君は7時前に来た
友「じゃあ、行くか
はぐれるなよ?」
『はーい!』
学校から帰った後に友君ともう一度連絡を取ってイルミネーション以外に行くところを決めた
というか私の行きたいところが増えただけなのだが…
『じゃあ、早速ケーキ食べに行こう!』
イルミネーション以外に行きたいところ
それはカフェクリスマス限定のケーキがあるのだそう
カフェに着いて早速ケーキの注文をしようと思ったのだが…
『友君…このケーキカップル限定って書いてある…』
友「それなら、カップルってことにしておけばいいんじゃないか?」
カ、カップル?いくら友君とは言えどそれは…
いや、ここはケーキのためだ腹をくくろう
『え?うん…そうだね!
す、すみません…このケーキください』
店「はーい!限定ケーキですね!
お2人ともお似合いですね!」
『えっ、あの…「ありがとうございます」』
店員さんの応答にしどろもどろになっている私を友君が助けてくれた。
お似合いなんて言われたら変に緊張しちゃうし、私も友君みたいに堂々としないといけないのに
『友君ありがとう』
友「どういたしまして」
私がお礼を言うと笑顔でそう言ってくれた
私は友君のこの笑顔が大好きだ
やってきたケーキは豪華で美味しかった
いちごと抹茶でクリスマスカラーだった
ケーキの後は待ちに待ったイルミネーション
キラキラと輝く光の海
『うわぁ…綺麗…』
友「そうだな…」
2人とも思わずそう言ってしまうほど綺麗だった
沈黙を破ったのは私のくしゃみだった
『っくゅ…』
友「るな寒いのか?」
『す、少しだけ…』
いや、結構寒い私は大の冷え性なのだが手袋とマフラーを忘れてしまったのだ
友「だよな、マフラーと手袋してないもんな
とりあえずマフラーだけでも俺の巻いておけ」
『でも友君が寒くなっちゃう』
友「俺は大丈夫だから」
そう言って友君は私に自分のマフラーを巻いてくれた
『友君ありがとう!ふふ、友君の匂いがする、あったかい♪』
友君に毎回抱きつく理由の一つに匂いもある
友君の匂いはとても落ち着く
友「…そういうのあまり他の人にはするなよ」
『なんで?…友君少し顔赤いよ?大丈夫?』
友「大丈夫だから!」
何故かいきなり大声で言った友君を不思議に思いながらもイルミネーションに戻し
私は幸せ者だなと思った。
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ハニーマカロン(プロフ) - ゆゆさん» ありがとうございます!最後まで走り抜けます! (2018年1月24日 16時) (レス) id: 8c36566c26 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - 面白いです! 更新待ってますヾ(´▽`) (2018年1月24日 15時) (レス) id: 35969b3800 (このIDを非表示/違反報告)
ハニーマカロン(プロフ) - イチゴプリンさん» 応援ありがとうございます!更新遅くて本当に申し訳ないです…イチゴプリンさんのように応援してくれる人達のためにも頑張ります! (2017年11月25日 16時) (レス) id: 8c36566c26 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴプリン - 続編おめでとうございます!この作品とっても面白くて気に入ってます!これからも更新頑張ってください! (2017年11月25日 16時) (レス) id: 645f74247e (このIDを非表示/違反報告)
ハニーマカロン(プロフ) - ☆てってれ〜☆さん» うわぁ…w本当だwご指摘ありがとうございます!応援ありがとうございます! (2017年11月25日 16時) (レス) id: 8c36566c26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハニーマカロン | 作成日時:2017年9月3日 21時