大切に思ってくれる存在 ページ11
「(終わっ……た？)」
ギラティナが倒れたのを見て、シュンカは喜びを感じていた……瞬間、ギラティナが起き上がる。そして「ビシャアンッ……！」と音を立てると、何と空に飛んでいってしまった。それを見てシュンカは慌ててギラティナに声をかけた。
「ちょっと待って！ギラティナさん待って！！貴方の絵、まだ描けてない！」
シュンカはまだ懲りていなかった。ある意味諦めが悪すぎるのが才能なのか。
「逃げるとはなんとふがいのない！」
ギラティナが空に飛んでいく様を見たウォロは吐き捨てるように言う。
「オマエがアルセウスに挑むというから力を貸してやったというのに！
時間 空間の神をトチ狂わせ、創造神を引きずり出すために時空の裂け目を開けるきっかけをつくってやったというのに！」
「……ッ、！」
ウォロがすべての黒幕だと知った時点でシュンカはわかっていた。自身がコトブキムラから追放された原因を作ったのがウォロだったと。
分かっていたはずだったというのに、シュンカの心は痛く、ウォロに対して複雑な感情を抱いていた。
アルセウスの何がいいのか、どうしてアルセウスなのかシュンカには全く理解できなかった。
「なぜだ……なぜなのだ……アルセウスよ。心あらば教えてくれ。古代シンオウ人の血を引くワタクシのなにがダメだというのか！」
「(アルセウスには人の心がないから教えてくれないですよ多分。)」
シュンカは心の中で吐き捨てた。しかし、同時にシュンカの中で生まれたのは驚きだった。
「(てか、先輩って古代シンオウ人ってやつなんだ。 何か、響きがいいというか、胸がふわってなるなぁ。)」
シュンカは何故かよく分からない不思議な気持ちでいた。
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おもちやよ〜 - えっ、まってめっちゃ気になるところで終わってますヤン、、、あのもし良ければで良いんで更新してくれませんでしょうか？面白かったのでとても好きです 返信、更新お待ちしております (8月2日 16時) (
レス) @page14 id: 366c5c0809 (このIDを非表示/違反報告)
一色林檎(プロフ) - じゅじゅに東リベにすとぷりに推しがいる野郎さん» コメントありがとうございます！！好きと言ってもらえてとても嬉しいです！！ (2022年11月19日 16時) (レス) id: 4b1010077b (このIDを非表示/違反報告)
じゅじゅに東リベにすとぷりに推しがいる野郎 - ｽｩｰﾊｧｰ、、ｳｷｬｨｧｧｧｱ！好きｲｲｲｲｲ (2022年11月15日 18時) (レス) @page13 id: 47436d7826 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：一色林檎 | 作成日時：2022年9月17日 20時
