【銀魂】少し変な夫婦愛

きゅう ページ9

｢A。朝から何を考えているんだ。顔が百面相してるぞ。｣


｢晋助さんの身長について、少し考えておりました。｣


ペシっと心の中で自分の頬をビンタする。
こらっ、好きな御方の前でなんていう顔をするの！そういう意味が密かに込められている。
はっ、そういう所を含めて私は女性としての魅力が足りていないのかしら？

外見至上主義もいるけれど内面を見る人もいるわよね！
そうよ、晋助さんは実はB専なのかもしれないわ。
もしかしたら、上品な方が好きなのかもしれないわ。
なるほど。よくわからないけれど、頑張らないと。



｢晋助さん、女性に人気じゃないですか。身長が175くらいあれば今よりももっと人気になっていたのかと思うと.......｣


正直に、話した。

晋助さんは煙管を吹かすことを忘れたかのように唖然とする。
眉間に皺が寄ったまま、彼は少し笑った。

そして、私の頬をムニュッとつまむ。
顔を少しあげて晋助さんを見上げると少し意地悪な笑みを.......。

｢それは要するに、俺がチビってことか？そういう事だよなあ？｣


｢あっ！！！｣



そう言えば、晋助さんに身長の話は禁句だった..............

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