【銀魂】少し変な夫婦愛

にじゅうさん ページ23

って、銀髪に女の子にメガネ。
見たことあるわ、と思ってたらそうよ、
紅桜の時の人たちね。
銀髪の人は銀時って人かしら？晋助さんの戦友だった人。
女の子は、そうね、神威さんの妹って聞いた気がするわ。
メガネは妙ちゃんの弟。



｢すみません、騒がしくて。｣


｢いいえ。お気になさらず。私ね、妙ちゃんの友人なんですよ、新八くん。｣


お茶を出してくれためがねこと新八。

つっこむのもめんどくさいのか目が死んでいる。


｢姉上の友人ですか。｣

｢ええ。今は遠方にいるんですけれどね。ショッピングをしたくて付き添いをお願いしに来たの。｣


騒がしいみなさんも静まり、みんなで椅子に座ってお茶を飲む。


｢万事屋銀ちゃんの坂田銀時でーすっ。｣

｢かぶき町の女王の神楽ネ！｣

｢初めまして。Aです｣


とても愉快で優しそうな人たちだ。
少し話をした後に、真選組の2人は仕事へ。
万事屋の三人と私はショッピングモールへ移動することに。



私は銀さん(と呼ぶことにした)の隣で歩きながら、話す。



｢私が思うに、あの店のチョコレートは最高です。｣




実は密かに、甘いものが大好きなのである。
特にチョコレートが大好き。
バレンタインはもはや私が食べる日である。

今は2月の初め。まだまだであるがやはりバレンタインはなにかチョコを渡さねばならないだろう。
結婚して初めてのバレンタイン。チョコを渡すのも初めてである。

にじゅうよん→←にじゅうに

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す