それでもキミは私の手を握って離さない。【暗殺教室】

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少女にとっての両親は、
まるで汚らわしい物を見たかのように眉を顰め、歪んだ顔をしながら罵倒を浴びせる存在だった。

決して殴りはしない、蹴りはしない。けれど着実に少女の心はその罵倒によって壊れていった。普通ならば親に甘え、我儘を言って親を困らせるのが子供だ。けれど少女はただ黙って、浴びせられる罵倒に耐えるように下唇を噛んでボロボロな床を見ていた。

少女にとってそれが当たり前だった、力もなにもなかった少女は耐えることが当たり前だった。

自分の手は目の前の男女を簡単に殺めることが出来ると知らずに、自分の体から溢れんばかりの殺気が出ていると知らずに、ただ少女は耐えた。

この感情に呑まれてはいけない
落ち着かないと、落ち着いて、落ち着いて、

…＿＿＿こいつらをどうやって仕留めるか考えないと。

僅か五歳、もう既に少女の手は血で染まっていた。

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暗殺教室で原作沿い、渚かカルマオチです。

本場の暗殺者、渚と五分五分で暗殺の才能がスバ抜けてる主人公が殺せんせーに立ち向かいます。

限りなく自己満足な夢小説となっております。こんなキャラクター居たらいいなぁ。感覚。

それでも見てやる！という方どうぞ！執筆状態：連載中