SWORDに愛されすぎてます 2

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A「………ヒロト」



マサキ「俺もいるんだけどな〜」



A「さすが。キメてるね2人共」



ヒロト「いつもだろ」



今日は……雨宮夫妻の命日。



私のお母さんのお姉ちゃんの、命日。



昔はよく面倒見てもらってたから、毎年来るようにしてる。



1人で。



今年は珍しく2人と会ったけど。



A「やっぱりタケルにぃは来ないか」



マサキ「…そうだな」



ヒロト「…………？」



A「ん？…誰だろ」



ヒロトの視線の先にいる子を見ると、見たこともない女の子。



マサキ「ｺﾞﾎﾝ……どうしたのかな」



？「……ここ、雨宮さんのお墓？」



マサキ「わざわざうちの両親のために……」



？「両親？」



A「ちょっと、あれ誰」



音が聞こえたと思ったら、白いスーツを着た男たちがこちらに向かってきてた。



マサキ「今年は賑やかだな」



どう考えても招かれざる客ではないことは確か。



でも、だからといって簡単に手を出してはいけない相手。



これは…………上園会だ。



A「待って2人共!!」



マサキ「わかってる。母さんたちの前で喧嘩はしねぇ」



A「違うそれもそうだけどその相手!!!」



言い終わる前に始まった喧嘩。


ああ。



これはやばい。



もう後戻りできないよこれ。

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