桜木軍団の紅一点は、バスケットマンたちに迫られています。3

翔陽高校 ページ27

審判の笛の音で、試合が始まった。
今回のスタメンは……


京子「あ、花道…」


コートを見ると花道がスタメンとして出ている。
今までは眼鏡先輩がスタメンだったって…


高「湘北、勝負を投げ出したか！？」


野「今日もファイブファール五回連続退場、
　期待してるぜ花道ーーーー！！！！」


プップー！と横でプチラッパの音がこだましてる。
花道のこと完全に揶揄うために来てるようなもので…
心底呆れてしまった。


京子「もー、あんたら……」


洋「でも、花道もようやくスタメン…こりゃ
　楽しみだな」


京子「うん」


頑張って、花道…みんなも。。


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試合は一向に進むも、湘北は翔陽に押されて
いた。特に、花道、ゴリ主将…調子悪そうだ。


京子「あ！また相手の眼鏡くんに渡っちゃった…」


高「あの眼鏡にボールを渡しちゃいかーん！！」



翔陽が一気に差を詰める。そして、宮城さんや
ミッチー先輩も焦っている様子。やっぱり決勝リーグ
がかかったこの大きな勝負にプレッシャーがかかっている
のかな…


京子「このままじゃ…」


晴「流れを変えないと……」



　高さでも、翔陽が圧倒的に有利…花道が普通に見える。
リバウンドも完全にあの眼鏡くんに押されていた。



京子「花道……ゴリ主将……」


　
　さすが去年2位の強豪校なだけある。
みんな冷静なプレイで湘北を押しまくっている。
どうなるんだろう…湘北…

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