桜木軍団の紅一点は、バスケットマンたちに迫られています。2 (ページ9)

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油断したページ9

アタシは主犯と思われるロン毛の男を
ぶちのめした。本当はもっと痛めつけて
やりたかったけど…

　
　それどころじゃない…

京子「花道！花道…しっかりして！」

花「んっ…京子……」

花道はもうとっくに目が覚めてた。
さすが石頭なだけある。アタシは咄嗟に

花「え？…んおぉ！？………って京子」

京子「よかった…目が覚めた……」

　アタシは花道に抱きついてしまった。
みんな見てるけど、そんなことはいい…とにかく
この幼馴染が無事だったのだ。

　
花「なっなな……京子…さん////// 」

京子「あっ…血は…よかった止まってる」

額の傷はぱっくり開いてる…とりあえず
怪我してる人たちの手当を……と思って立ち上がった
その時、宮城さんがアタシを呼ぶ声が聞こえた。

宮「京子！！危ねぇ！！！」

京子「！！」

「死ねやｧ！！」

ｶﾞｧﾝｯｯｯｯｯｯｯ！！！！！

　
京子「がっ…あ……？」

　
　視界が、赤くなった。
そしてアタシはいつのまにか倒れてしまってた。

　床が……赤い液体で染まる…あー、アタシ

京子「ゆ…だん……しちゃ…った…………」

花「は？…お、おい！！京子、京子！！！」

　花道がアタシを呼ぶ声が聞こえる。
それに、宮城さんやメガネ先輩……も…
彩子さんも…晴子の叫ぶ声も……

流「二科！！」

　あ、ついでに…流川も………
そんな大声出したら、頭から血が出るよぉ…

　

　みんなが呼ぶ中アタシはそのまま、意識を失った。