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告白現場見物 ページ27

とある昼休み、花道、宮城、三井の3人は
偶然会って3人で購買に行くことになった。


花「むっ!」

宮「ん?どうした花道」


花道は渡り廊下を歩き、物陰に隠れる。
体育館の裏に誰かいるのだろうか?と三井と宮城も
ついて行く。


三「おいなんだよ桜ぎ…」

花「シッ!!」


三・宮「「??」」



 体育館の裏には、2人の女子がいた。
そのうちは小柄な女子生徒、そしてロングスカートを
履いた高身長女子。


三「京子に…だれ?」

宮「さぁ、花道知ってっか?」

 質問しても花道は黙りこくっている。
なにかウズウズしている姿をみて2人は疑問に感じる。


花「………これはもしや」



女子生徒は長いセミロングの黒髪を耳にかけて頬を
紅潮させていた。対する京子は目を細めて後頭部を
ポリポリかいている。教科は退屈そうな顔をしていた。
それは晴子や彩子といるときとまるで違う……

 
 すると、女子生徒は京子に一枚の封筒を渡した。


三「おい、ありゃなんだ?」

宮「手紙?」

三「ラブレター?流川への渡し役頼まれてんのかな?」

宮「え〜!嫌な感じッスね」


すると、2人の予想は大外れに……



「に、二科さん!!私、ずっと前から二科さんが
す、す、好きでした!!!!/////////////// 」


京子「……………」



 三井と宮城はガーーンッッ!!と頭を打たれたような
感覚に見舞われ、現場を直視していた。逆に花道は
「やっぱし」というような顔をしている。


宮「まさか、これが京子がラブレターという名の
 告白を受け取るって現場かぁ…?」

三「な、なんで…京子って女だろ!?
 なんでラブレターなんて…!!」

花「ふぬぅ……」


花道は知っている。小学校から今まで京子が女の子に
優しくしてひっそりとモテていた現場を…不良達にナンパ
をされている子がいたら助け家まで送り、重いものを持っ
ている女子がいたら「貸して」と言って半分以上の荷物を
持ってあげる優しさで今まで京子が何人の女子を虜にして
来たのかを……


三「あいつ……見た目あんな不良娘なのに…」

宮「半端ねぇな…アイツ」

花「シッ!まだなんか喋ってる!!」



 そして、男達の告白現場見物はまだ続いた。


 





 
 

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ユウキ(プロフ) - 血糊ならどれだけいいかとか… (2月25日 6時) (レス) @page10 id: 65fe56d996 (このIDを非表示/違反報告)
シルビア★姉貴 - 牧さん・神さん・信長との絡みがみたいです…。 (12月16日 11時) (レス) id: b720108b83 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:赤星 | 作成日時:2023年12月15日 21時

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