あれから… ページ12
あのバスケ部襲撃事件から2日と半日経った。
アタシは学校に登校するとクラスメイトが心配して
こちらに駆けつけてきた。
隣の席の女の子は昨日の授業の分ノートを
取ってくれたみたい…みんないい奴らすぎだろ…
花「京子！！大丈夫か…！！！」
京子「あ、花道」
朝練終わりの花道があわててこちらに来る。
まだ頭に巻いてる包帯を気にしてるのか…そっと
触ってくるので…
京子「だいじょーぶよ、明日には包帯取る予定
だから心配しないで」
花道は、バスケットに専念して…と肩を軽く叩く。
洋平は、いないか…今週末まで会えないよね。
今度飯でも奢ろうとアタシは心の中で誓った。
晴「京子ちゃん！！」
ｶﾞﾗｯ！！と教室の戸を開けて入ってきたのは
晴子とその友達の藤井さんと松井さんだった。
3人はアタシの元にやってきて……
京子「あぁ！はる……((ﾍﾟﾁﾝ………こ」
晴子は軽くアタシの頬を叩いた。もうそれは
弱弱しく…叩いた後の手は震えていた。
そしてアタシの胸に飛びついて…
晴「ばかぁっ！京子ぢゃんのばがぁぁぁ……
無事でっ…ぶじで、よがっだぁぁぁ…！！」
グズグズと泣いていた。他の2人も涙を流して
「ほんとうによかった」と晴子の背中をさすっていた。
京子「晴子……」
花「晴子さんたち、昨日はずっとお前の心配をしてたんだぞ」
花道はアタシの背後に立って晴子をみる。まだ晴子は
アタシの胸に顔を埋めて泣いていた…そっか、
こんなに心配してくれる人たちがいたんだな…
「あれっ！流川くん？どうしたの？」
京子「ん？」
男子生徒の声が聞こえた、教室を覗き込んでたのは
流川だった。流川はアタシと目が合うなり教室に
ズカズカと入ってきた。
晴「る、流川くん…/////// 」
花「流川」
京子「おはよ、流川……え」
流「……………」
流川はアタシの頬にﾍﾟﾀ…と触れる。
まだ流川も頭に包帯を巻いていた。
京子「ちょ、るか…」
流川「…………」
流川は眉間に皺を寄せてﾍﾟﾀﾍﾟﾀ…と頬に首に額に
触れてきた。そして、アタシの目を見つめて
流「このどあほーが……無茶しやがって」
それだけ言って教室を出ていった。
なんだ？流川も心配してくれてたのか？
京子「……ふぅ」
花「(アイツも昨日練習に全く身が入ってなかったから…)」
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ユウキ(プロフ) - 血糊ならどれだけいいかとか… (2月25日 6時) (
レス) @page10 id: 65fe56d996 (このIDを非表示/違反報告)
シルビア★姉貴 - 牧さん・神さん・信長との絡みがみたいです…。 (12月16日 11時) (レス) id: b720108b83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤星 | 作成日時：2023年12月15日 21時
