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条件 ページ28

仙道彰はアタシをジッと見つめてきた。
初めて喫茶店で会った日と同じように……
というか……


京子「高校生、だったんですね」


仙「あー、言ってなかったねそういや…
 君こそ湘北の学生さんだったなんて」


京子「は?なんでそれを」


仙「うちの1年、彦一にあったでしょ。
 相田彦一…顔を赤くしながらウェイトレスさんの
 事話してたから」



あ、相田くーん!!!!
な、なんてこと言ってくれたんだ!?


仙「大人びててシュッとしてて…俺より年上かと
 思ったら、まさかの年下の女の子だったと」


京子「……どうすんのよ、学校にバラすつもり?」



この優男だったらしかねないだろう…
アタシはキッとみつめて右拳に力をいれる。
でも仙道彰はキョトンとしながら


仙「いんや?そんなことはしない…
 実質俺だって未成年であーいう店に入っちゃったし」


京子「で、でも未成年入店禁止なんてありませんし」


仙「いやぁ…そうじゃなくてさ。
 実は練習サボってあの店通ってるって感じで笑笑」



 はい?れ、練習サボって??

 それであんな凄いバスケセンスを持ってるの?
今日も流川と花道相手に淡々と点を取っていたのに…
その上あんなにフォローがうまい…



京子「天才型か…」


仙「ん?」


京子「いえ、、と、とにかく…花道や流川達にいや、
 他の人たちには深夜喫茶のバイトのこと言わないで
 ください……知られたら色々面倒くさくなるので…」


特に制服姿は見られたくない!!!!

 すると仙道さんは「ん〜」とどうしよっかなぁとでも
言わんばかりの反応を返した。



仙「……あ、じゃあさひとつ条件がある」


京子「え?」


条件ひとつでいいんか…なんなら言うこと聞くかと
仙道の顔を見る。すると満面の笑みで彼はこう言った。




仙「じゃー、今度さ…俺とデートしてくんない?
 それで黙っといてあげるよ、桜木達には」


京子「はー…あ?」



で、デート???

喫茶店のあの子→←・



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なな(プロフ) - 主さんの刺さりまくりでまじで好きですどハマりしすぎて、、😭読み進めるのが楽しみです!!! (3月31日 22時) (レス) @page27 id: 3ca32de087 (このIDを非表示/違反報告)
凛音 - ふぇん、好き(唐突)。更新頑張ってください! …洋平くんとか仙道くんの絡みが見たいです(( (12月11日 23時) (レス) @page21 id: 9f1f8db22f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:赤星 | 作成日時:2023年12月6日 3時

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