弟みたい ページ17
花「………」
朝…目覚めたら横に京子がいた。
いた…というより、横で眠っていたんだ。
花「そうかぁ、昨日そのまま泊まったんだっけな」
京子「ｽｩ…」
しかし…部屋着がタンクトップにスウェットのズボン…
下はいいのだが、こう…上の布面積が…
花「……/////// ((汗」
いかんいかん…シャワーでも浴びるか、ついでに
上がったら京子も起こして……！
俺は京子の身体に布団をかけ、風呂場にむかった。
しかし、幼い頃からの付き合いだった為、今までこんな
感情が芽生えなかった。なんだこれは…
ﾄﾞｸﾝｯﾄﾞｸﾝｯ
花「京子も、大人の女に近づきつつある…」
・
・
・
・
・
・
京子「ふぁ…ごめん花道、起こしてもらって」
花「いいぜ、それよかよぉ…」
京子「ん？」
花「京子はもうちょっと警戒心を待つべきだぜ…」
俺の言葉に、京子はキョトン…として何か察したように
プッと吹き出した。
京子「あー…昨日のこと？
別に、花道がアタシに変な気を持つなんて
思ってないから、アタシらもう幼い頃からの
付き合いでしょ？」
花「なっ！そういうことじゃなくてだな！//////」
京子「それに……
アタシは花道のことは弟みたいに思ってるからさ…」
花「なっ！」
『弟みたい』の言葉が、脳に響く。
そのあとも京子は何か喋っていたが、
どうも今の言葉が引っかかる。俺はなんでこんなに
嫌な気持ちなんだ。
確かに京子は幼馴染で姉ちゃんみたいで、いつも俺の
しんぱいをしてくれて…本当の家族みたいに思ってた……
実際、流川が京子に絡む時も嫌だってなったし、
今の『弟みたい』って言葉も嫌になる。
花「俺、晴子さんが好きなはずなのに…」
なんだ、このモヤモヤする感情は……
俺は、京子のこと…
京子「学校、遅れるよ。花道」
太陽に照らされて赤く反射する髪が靡く。
それをみるだけでも、胸の鼓動は治らなかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 64人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なな(プロフ) - 主さんの刺さりまくりでまじで好きですどハマりしすぎて、、😭読み進めるのが楽しみです！！！ (3月31日 22時) (
レス) @page27 id: 3ca32de087 (このIDを非表示/違反報告)
凛音 - ふぇん、好き(唐突)。更新頑張ってください！ …洋平くんとか仙道くんの絡みが見たいです(( (12月11日 23時) (レス) @page21 id: 9f1f8db22f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：赤星 | 作成日時：2023年12月6日 3時
