湘北高校の女不良 ページ1
湘北高校にはとある有名な女不良がいた。
名を二科京子。女子の中でも高身長で一見大人
びた見た目で男女問わず人気である。
だが、教師陣をのぞいて……
「あ、あの！二科さん！
これ受け取ってください！！」
京子「んー？……」
窓辺の景色を見ていた京子に一通の手紙を
渡したのは、小柄な女子生徒。ツインテールが
似合ってて小動物みたいで可愛いコだった。
京子はその女子生徒と面識がなく、コテン…と
首を傾げるだけだった。
京子「えーと…」
「わ、私…二科さんにこの間不良から助けて
貰ったんです！！それで…」
京子「あー…」
そういやそんなことあったわ、1週間前に…
喧嘩なんてしょっちゅうするから誰彼助けた子
の顔なんて覚えてないけど……
咥えている飴の甘い味が…口の中に広がる。
一瞬受け取るか迷ったが、こういう純粋な子の
厚意を受け取らないわけにはいかないなと、
黙って受け取ることにした。
あー、こういう時に必ず茶化してくる連中が
でてくるから嫌なんだよなー、と思った矢先に
後ろからクラッカーやらプチラッパの音がこだま
した。
高「よっ！おめでとう京子！！
高校入学半月のラブレター受け取り30人！！
これで中学と合わせて120枚達成だー！！！」
楠「うらやましーぞ畜生！！」
野「男女問わずモテる元和光中裏番！！
よっ！京子サマーー！！！」
京子「……………」
プップー！パッパー！！と、廊下で響く
ラッパの音を聞いて、私は呆然と立ち尽くす。
そして後ろで騒いでる奴らにチョップを食らわせた。
ドスッドスッドスッドスゥッッ！！！
京子「うっさい、アンタら…」
「「「「うぅ〜(泣)」」」」
泣いても無駄だよ、と一言吐いて苺の飴を
口に咥える。
洋「いっててぇ……はぁ、ったく容赦ないんだから」
京子「よーへー…」
のそりと立ち上がった私と同じ背丈のリーゼント
男は水戸洋平。頭の上のたんこぶをさすりながら
貰った手紙を覗き込む。
洋「ハートのシール…こりゃ完全にお前に気があるよ
あの子。」
京子「………」
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なな(プロフ) - 主さんの刺さりまくりでまじで好きですどハマりしすぎて、、😭読み進めるのが楽しみです！！！ (3月31日 22時) (
レス) @page27 id: 3ca32de087 (このIDを非表示/違反報告)
凛音 - ふぇん、好き(唐突)。更新頑張ってください！ …洋平くんとか仙道くんの絡みが見たいです(( (12月11日 23時) (レス) @page21 id: 9f1f8db22f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤星 | 作成日時：2023年12月6日 3時
