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北山「今はさ、とりあえず何も考えず寂しくなったら会いに行くし、いつでもきて」


「 わかった…」


北山「 Aはマジメだからなー俺もこういう仕事だし、あんまり堂々とデートしたりはできないから」


「 わかってるよ。でも嬉しかった。ありがとう。」



北山「 ほら!時間!2人待たせたらかわいそうだから行きな?」


そういってぎゅーって抱きしめて見送りしてくれるみっくん



北山「 俺、ちょっと忙しくなるけどなるべく携帯見るようにするし、いつでもここに来ていいからね」


「うん、体に気をつけてね。じゃあまた」



帰ろうとするとまた抱き寄せられてキスをした



今度はご飯作りにこよう



そしてみっくんと別れて子供たちを迎えに行った



車の中ではずっとGive me…聴いてる




流星「あ!ママ!明日絵の具使うんだけどパパのお家に置いてきちゃって。」


「 ええ?!明日?じゃーもー遅いからひよりと寝てて。ママ取りに行ってくるから」



「「わかったー!」」

2人を下ろしてすぐ旦那のいる家にむかう


連絡したほうがいいかな?


電話したけど出ないや


そして仕方なくそのまま家に向かうと車がある


帰ってるんだ


寝てるのかな


鍵かかってたから開けて中へ入ると



またあのハイヒール



来てるんだ…あの子



「ねー奥さんと別れてよぉ。もー別れようって言われたんでしょ?」


「あぁ」


「 最近ずっと一緒にいてくれるし私はちゃんと付き合いたいの」


さすがに頭にきて


旦那の部屋へ



「 え?なんでAがっ?」


彼女旦那とベッドにいて青ざめてる



「 離婚、しましょう。明日市役所に離婚届けもらってはんをおしてここに置いておくから。あなた出してくださいね!」


「 さようなら」



「 ま、待てよ!お前はそれでいいのかよ!」


「養育費、子供たちが大きくなるまではよろしくお願いにしますね。」



「 …」


「 では。荷物はとりにくるので」



子供部屋の絵の具だけとって



急いで家に帰ろうと車にのる



はぁー涙も…でてこない


もうそれだけ気持ちは冷めてるんだ



明日休みだし、荷物まとめなくちゃ



はぁ



雨…降ってきた…



私の心みたい



悲しくはない



虚しいだけ…

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作者名:Yuzuki | 作成日時:2019年4月12日 10時

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