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太宰「......君は少し勘違いをしているようだ」


アズール「勘違い...?」


太宰「確かにAちゃんは今は学生だ。でも、それは副業...本業はマフィア。彼女はこの3日間本当に学生として動いていたか?いや、違う。君はAちゃんに助けられたことがあるだろ。契約書に電気の魔法をかけて時の......なんで彼女があそこで破かなかったか...君には分かるかい?」


アズール「いいえ。全く、僕なら破きます」


太宰「でしょ?でも、Aちゃんは破かなかった。それはこれを遊んでるから。前にも言ったと思うけど『他人が有利になってる状況を作り。ギリギリになってた落とすのが好きなんだよ』っと」


ラギー「うわっ、趣味悪いッスねぇ...」


太宰「今回だってそうだ。人を巻き込まなくても1人で解決できるのにしない。逆に関係ない人たちを巻き込んでる。彼女はこれを楽しんでいると同時に。怒りもぶつけてる」


レオナ「あ、怒りだぁ?」


太宰「そう、今回の件でオクタヴィネル寮の君とその兄弟。君達がAちゃんを楽観視していたせいでね。私達の世界はAちゃんを怒らせたら終わり。今の彼女の力は1つの敵組織を潰せるほど。もしかしたら、あの兄弟は今頃。骨折していなきゃいいね」


そう私が言えばレオナくん以外の人たちの顔が青ざめる


レオナ「......おい、なあアズール、俺と取引しようぜ」


アズール「......は?」


レオナ「この契約書をお前に返したらお前は俺に何を差し出す?」


アズール「な、なんでもします。テストの対策ノートでも卒業論文の代筆でも、出席日数の水増しでも、なんでもあなたの願いを叶えます!」


必死だなぁ〜


レオナ「なるほど、実に魅力的な申し出だ」


アズール「なら______」


レオナ「だが......。悪いが、その程度じゃこの契約書は返してやれそうにねぇなァ」


アズール「......えっ?」


レオナ「俺はな、今、Aに脅されてんだよ。契約書の破棄に協力してくれなきゃ、部屋にレモネードの改良版?を投げ込んでやるってなァ」


太宰「ブッ!?ゲホッ...フフッ...」


Aちゃん。何、相手の部屋に檸檬爆弾投げ込んでるの!?


改良版だからって投げ込んで良い物ではないけど!

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志師(プロフ) - 紅葉さん» だいぶ出すのを長引かせてしまいました......喜んでいただけて嬉しいです! (2021年2月20日 6時) (レス) id: 83021253fe (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - し…新双黒だあああっ!!!も…もう本当に有難うござ…バタッ(死亡) (2021年2月19日 23時) (レス) id: 12a91dd005 (このIDを非表示/違反報告)
志師(プロフ) - MYさん» ありがとうございます! (2021年2月13日 21時) (レス) id: 83021253fe (このIDを非表示/違反報告)
MY - 最高! (2021年2月13日 21時) (レス) id: 5e3e28e2f7 (このIDを非表示/違反報告)
志師(プロフ) - ルンバさん» ありがとうございます!!! (2021年1月27日 6時) (レス) id: 83021253fe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:つつず | 作成日時:2021年1月9日 20時

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