21*助けて!デカパン博士!← ページ21
「…あ、うん…えっと……」
……ガチ目のやつだったのかな?
などと、私はご乱心。
「ほら!早くデカパンに見せないと!!」
「…あ、そうだった…!」
私の腕の中で丸まる5人?はぷるぷると震えていた。
しかも、尋常じゃないほど熱い。
風邪が悪化しているのかもしれない。
「とりあえず大凶を信じよう…!」
そう呟き車から出て行く大凶に私も着いて行った。
☆
❀
☆
「おーい!?デッカパーン!!!いる!?」
「ゼェ…ハァ…ゴホッゲホッ…ひきこもりに……運動は……キ、キツイ……ハァ…」
たった15分程走っただけだというのに、こんなに出来上がってしまっている。
額から流れ出る汗にも気を取られず、腕の中にいる全員の安否を確認していた。
…途中で誰か落としてたらヤバイ…あ、全員いたわ
「…デーカーパーンーーーーー!!!!!!!!!」
「ホエホエ!何ダスか!…おやキョウくん!どうしたんダスか?」
え、顔見知り?顔見知りなの?
この疫病神←
「実は僕の彼女g(((」
「あ"ぁ?」
「ごめんなさいすいませんでした後で土下座するので殺さないでください」
「…用件はなんダスか…?」
デカパン博士が私達に急かすように言ってきた。
「……あの、実は―…」
……………
…………
………
「ホエ、もう大丈夫ダスよ」
デカパン博士からその言葉を聞いて、ホッと胸を撫で下ろした。
「よ…良かったぁ…」
「…う、うん…ほんひょ、ひょはっはへ(ほんと、良かったね)」
私がペタリとその場に座り込むと、先程私が物理的に話し合いをしてあげた大凶が呂律の回らぬ口調で言った。
え?酷い?
仕方ない、これは大凶の自業自得だ←
私はテーブル?の上で眠るおそ松以外の全員を見やる。
すやすやと寝息を立てて眠る5人を見るとなんだかさっきまで熱があった、なんて嘘みたいだった。
「…まぁ、とりあえず、皆が起きたら家帰ろーね、おそ松。」
なんて話かけて、頭を撫でると手にスリスリとすり寄ってくるおそ松。
その様子に私の心はノックダウン←
「…え?帰る?無理だよ?」
「……は?」
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黒コマ先生2(プロフ) - これが萌えですか、、、僕も癒しが欲しいです。続き待ってますね。 (2020年5月31日 13時) (レス) id: c314387e95 (このIDを非表示/違反報告)
家から出たくない主義(プロフ) - 何故ここで……!!!!更新楽しみにしてます!! (2019年3月24日 20時) (レス) id: edf769ece4 (このIDを非表示/違反報告)
アイル(プロフ) - 萌えすぎて禿げました。続き超待ってます!! (2017年12月1日 17時) (レス) id: da2347fff6 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 萌えましたね( ˙-˙ )続き楽しみにしています!更新頑張ってください! (2017年10月22日 23時) (レス) id: 96b60eb288 (このIDを非表示/違反報告)
兄松推し(プロフ) - 更新頑張って下さい (2016年8月6日 22時) (レス) id: 92c51a9e71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:梟 | 作成日時:2016年5月12日 22時