Prologue 5 同室ヴァリアス！ ページ13
『………これは』
「趣がありすぎる……！」
3人が来ていたのは…………とてもボロい寮。
「そうでしょう、そうでしょう。さあ中へどうぞ」
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＿オンボロ寮 談話室＿
「ここであればとりあえず雨風は凌げるはずです。私は調べ物に戻りますので、適当に過ごしていてください。
学園内はウロウロしないように！では！」
『ちょ………学園長…！』
「真っ白な埃が雪景色みたい……」
ユウは遠い目で部屋全体を見ていた。既に現実逃避をしている。
『……まず掃除しよう。このままじゃソファーにも座れないから……』
「そうだね……気が遠くなりそうだけど…っていうか雨降ってきた！！」
天井にも穴が開いているため、雨が降れば当然雨漏りしてしまう。
するともう1人、
「ぎえー！急にひでえ雨だゾ！」
『……！！えっと……グリム？だったっけ』
「おわっっ！いたの！？」
「ぎゃっはっは！コウモリが水鉄砲くらったみたいな間抜けな顔してるんだゾ！
オレ様の手にかかればもう一度学校に忍び込むことくらいチョロいチョロい。
ちょっと外に放り出したくらいで、オレ様が入学を諦めると思ったら大間違いなんだゾ！」
グリムは格好つけて胸を張る。そこでユウとAはある質問をぶつける。
『あのさ……グリムはどうしてそんなにこの学園に入りたいの？』
「そうそう、ずっと気になってたんだよ」
「単純な話なんだゾ！オレ様が大魔法士になるべくして生を受けた天才だからなんだゾ！
いつか黒い馬車が迎えに来るのをオレ様はずっとずっと待ってた。
なのに……なのに………ふ、ふん！闇の鏡も見る目がねーんだゾ。
だからオレ様のほうからきてやったってわけだ。オレ様を入学させないなんてこの世界の損失だってのに、ニンゲンどもはわかってねーんだゾ」
グリムの顔色が一瞬暗くなったのを、Aは見逃さない。
するとグリムの額に一粒の雨がこぼれ落ちる。
「こんな雨漏り、魔法でパパーっと直しちまえばいいんだゾ。
……って、ユウ…だっけ？
オマエ魔法使えねえのか。ププーッ！使えねえヤツだゾ！」
グリムの言葉にムカッときたユウだったが、Aは何かに気づいたようだ。
『！もしかしたら…あ、ユウ君、グリム、一旦廊下で待ってて』
「え、ちょ、Aちゃん！？」
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ゆゆ(プロフ) - もこさん» もこさん、この作品を読んでくださってありがとうございます！私も愛され系大っ好きで、とにかく色んなキャラに沢山愛されてくれ！という私的な願望をこの作品に詰めました笑 亀更新ではありますが、これからもこの作品をよろしくお願いします！ (9月12日 17時) (
レス) id: 077c8650aa (このIDを非表示/違反報告)
もこ(プロフ) - 私愛され＆逆ハー大好物なので嬉しいです！ツイステのキャラ全員（生徒たちはもちろん教師、他校、チェカ、グリム）推しなので嬉しいです！更新頑張ってください！ (9月9日 9時) (レス) @page12 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - シュラウドさん» しゅ、シュラウド様！！返信3ヶ月も放置して申し訳ないです…すみません、亀更新ですけど頑張ります！サイコーだなんてもったいないお言葉ありがとうございます！！！頑張ります！ (5月17日 17時) (レス) id: 077c8650aa (このIDを非表示/違反報告)
シュラウド - きゃわいいっ…！ゆゆ氏ツイステがなんたるかをよくわかってらっしゃる！サイコーですな！！拙者、応援してるから更新頑張って欲しいでござる！！！頑張れゆゆ氏！ (2023年2月23日 18時) (レス) @page1 id: b5bf6b458c (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - TAMATA?さん» ある姫大好きです〜！応援ありがとうございます！！ (2022年2月16日 22時) (レス) id: 054e3ea455 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ | 作成日時：2021年9月13日 16時
