2話 ページ4
温かい
何かに包まれている様な気がして目が覚めた
上半身を起こしてみるとパサリと何かが落ちた
少し濡れたタオル。おデコに当ててくれていたのだろうか
「.....ここ、は」
和室で側には何か道具が置いてある
出入り口付近には"手入れ部屋"と書かれている
「...手入れ.....？」
ふと体を見てみると傷がなくなっている。驚いたな
和室だが、出たら科学が発展し過ぎた国が見えるのか
元々着ていた白装束の上に傍らにあった浅葱色の羽織を羽織る
家主に会ったら、挨拶をして直ぐに出て行く
此処が死後の世界なら母さんを見守ってないと...
ドアを開けようとした時、戸口が勝手に開いた
「ん？....あぁ、和泉守の旦那、もう目ェ覚ましたのか」
少し目線を下にやると紫色の目が特徴的な少年がいた
目を覚ます前にも会った様な...
「君か？」
「....お？何がだ？」
「私を此処に入れてくれた宿主は、君か？」
改めて問うも彼は黙ってしまった
「旦那、俺達がアンタを此処へ連れてきた
俺達の事を覚えてるか？」
自身を指差し聞いてくる。解る訳ない
紫の瞳で声が低い少年なんか、直ぐ思い出せると思うが...
「いや、覚えてない
君たちが連れて(誘拐して)来たのは思い出したがな」
ごめんな
だから悲しい顔をするのはやめてくれないか
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妖艶オンナ(プロフ) - 時雨さん» ありがとうございます！！楽しんでもらえるような作品を頑張って作ります！ (2017年3月20日 13時) (
レス) id: a01f4f3dc8 (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - イナイレ！楽しみに待ってます！！ (2017年3月19日 22時) (レス) id: ba145ed5f6 (このIDを非表示/違反報告)
妖艶オンナ(プロフ) - アンコウナベさん» ありがとうございます。変えせていただきますね (2017年2月19日 15時) (レス) id: a01f4f3dc8 (このIDを非表示/違反報告)
アンコウナベ(プロフ) - すみません、少し気になったので書き込ませていただきます。公務員を雇用しているのは国なので「公務員の父」の会社は倒産しません (2017年2月18日 23時) (レス) id: d43d2a20aa (このIDを非表示/違反報告)
妖艶オンナ(プロフ) - 時雨さん» ありがとうございます！頑張るので応援していてください！ (2016年12月19日 7時) (レス) id: a01f4f3dc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：妖艶オンナ | 作成日時：2016年12月18日 0時
