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38話目 ページ40
クラスは冬花と同じだ
冬花と同じ学校は新鮮で、慣れない
練習中も他の中学の制服だったしなあ〜
今となれば同じ制服を身につけて変な感じだ
冬花
『Aちゃん、風丸君と離れちゃったねー』
冬花が言う
『まあ、親友だし…なんとかなるよ』
冬花
『親友かつ恋人でしょ』
『いつまで続くかわかんないけどね』
照れ隠しで思いもよらないことを言ってしまった
冬花はお見通しなのかクスクス笑っている
なんとか初日終了…
さすがに初日は疲れる
雷雷軒なんて寄ってられない。家に帰ろう…
一郎太からLINE来てないかなー…と確認する
一郎太かっこいいからモテるだろうなー
実は嫉妬深いただの変態でしたーって
知ったらみんな逃げていくでしょ
一郎太からの返信はなく既読も付かずのまま。
その代わりに今日知り合ったクラスの女の子たちからのLINEがたくさんきている
面倒くさい。
一郎太に会いたい。
やっぱり、雷雷軒行こっかなあ〜
もしかしたらだけど、なんかいい事ある気がする
バイトの面接も兼ねて、ラーメン食べよう
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作者名：水素 | 作成日時：2018年7月29日 0時
