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Youside
病院で検査、とでも思ったけど時間ないし。
藍沢「ひとつ確認してもいいか?」
「『??』」
藍沢「お前ら、付き合ってたのか?」
「『……え……』」
緋山「そっからぁ?」
藍沢先生の言葉で、その場の雰囲気は何とも言えない雰囲気になった。
その後、私はスタッフステーションに戻った。
〈気分が落ち込む 体調が良くない〉
仕事中にも関わらずスマホで自分の今の症状に着いて調べた。
〈妊娠 初期症状〉
『……いや、まさか……』
名取「何見てんの?」
『わっ!?そ、颯馬…』
思った以上にビックリして手からスマホを落としてしまい、
スマホを颯馬に拾われて若干画面を見られた気がしたけど、大丈夫かな…
名取「なに、そんな見られてまずいこと?」
『い、いや別に…』
グラッ
『……っ……!!』
名取「A!大丈夫か?」
『う、うん…』
急に目眩がして、視界が悪くなって受け止めてくれたのは颯馬で…
やっぱり、検査してもらった方が、いいのかな…
名取「体調、悪いのか?」
『いや、別に…ちょっと目眩がしただけ。
お昼後だからかも、ちょっと座ればよくなるし心配しないで。』
名取「あ、あぁ…なあA。」
『颯馬?』
名取「俺にも頼ってくれよ、頼りないかも知れないけど。
相談とか聞く。」
『…ありがと、でも、とりあえずは大丈夫。』
名取「そっか。」
颯馬に、相談するのもありなんだろうか。
色んな感情が邪魔して、どうすればいいのか迷うばっかりだ。
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作者名:反町ゆうり | 作成日時:2023年11月29日 8時