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Youside











食堂にて。













緋山「17歳で子供か…迷うとこだね。」












白石「リスクが高いこともあるけど、これからの人生も左右するかね…
妊娠ってホント、タイミングが難しい。」











藤川「はあああ。」













『……なに、和くん。』













っていうか、この状況大分気まづいんですけど?
なんでシニアドクター揃っちゃってんの?












藤川「え?いや別に…」













『ちょっと、聞いてもらいたいから私も呼んだんじゃないの?
話さないならもう私離れるけど…』













藤川「いやいやいや、話すから!」












立とうと思っても和くんに止められ、私は自席に座り直した。
その直後隣のテーブルに藍沢先生が座った。













藤川「いや実は…あいつもさ…妊娠してるみたいなんだ。」













緋山「……あいつ……?」













白石「……って、冴島さん?」













『……はっ?お姉ちゃんが、妊娠……?』













思わず手が止まって、どうしようかと考えがグルグルと巡った。













藤川「なんで言ってくれないのかな?」













緋山「知らないよ。言わないってこともあるでしょ。」













藤川「なんで?普通言うだろ?」














緋山「あんたの子じゃないとか?」












藤川「冗談でもやめろよ!」













……っていうか、そんな大事なこと言ったらお姉ちゃんやばいよ。













『和くん、そんな大事なことまず人に言っちゃダメでしょ。』












藤川「言っちゃダメなの?」













緋山「あったり前でしょ。あんたバカなの?」













藤川「そういうもん?……あいつ、怒るかな?」













『一生言われるか、もう別れるかどっちかじゃん。』













藤川「そんななの!?……やばい、A、やばい、助けてくれ。」













『……嫌だよ、絶対、嫌。和くんがどうにかしてよ。
私だって色々忙しいの。』













私だって…最近、体調不調だしそんなテンション高くない。

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作者名:反町ゆうり | 作成日時:2023年11月29日 8時

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