File374 ページ27
Youside
…にしたって…また今回も事件に巻き込まれたな…
「でも結局わからずじまいよね。
なんでASACAの”か”が”CA”だったのか。」
「あぁ…それなら波土に聞いたことあるよ…
妊娠の事を徹夜明けのネカフェで聞いたから女の子ならあさか。
アルファベットならカフェのカを取ってASACAってね。」
「そっか!納得!」
「でもそんな話を聞かされる大親友の貴方が、
手のひらを返して彼の引退を後押しするとは…もしかして、
先程麻薬で逮捕された彼のバックバンドのことを知っていたのでは?」
「そ、それは…」
「あら…さすが…耳が早いわね…」
「いえいえ…もうネットに流れていますよ…」
流石…流石か…
その言葉でまた私は、あの出来事のことを思い出した…
__________________
「流石だな、スコッチ。俺に投げ飛ばされる振りをして、
俺の拳銃を抜き取るとは。
命乞いをする訳ではないが…俺を打つ前に、話を聞いて見る気はないか?」
「拳銃は…お前を撃つために抜いたんじゃない…」
「ホォー…」
「こうする…為だ…!」
あの時私があの雑居ビルにいたのは、嫌な予感がしたから…
諸伏の身になにかある…それが当たってしまったから止められた。
だけど、諸伏が何故公安だってバレたのもまだわかってない。
「無理だ。リボルバーのシリンダーを掴まれたら、
人間の力でシリンダーを引くのは不可能だよ。
自 殺は諦めろスコッチ。お前はここで死ぬような男ではない。」
「なに?」
「俺はFBIから潜入している赤井秀一。
俺はお前と同じ奴らに噛み付こうとしている犬だ。
さぁ、わかったら掴んでいる拳銃を話して俺の話を聞け。
お前一人逃がすんだったらぞんさいないのだから。」
あの時…私があの現場にいたから…
「よせ、諸伏__!!
死ぬな!!!」
「A!?」
けど…同期が死ぬなんて、私は絶対に許さない…
同期を死なせるようなことがあれば私が身を呈して守る。
それはもう、私の中で決めたことだから。
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反町ゆうり(プロフ) - すいさん» リクエスト…ありがとうございます!感謝です!(泣)そのシーン今後考えてみようと思います!すい様こそお体に気をつけてください! (2022年11月8日 22時) (レス) id: 9c7b927df5 (このIDを非表示/違反報告)
反町ゆうり(プロフ) - すいさん» 遅くなってすみません…(汗)漆黒の追跡者、わかりました!今度キリのいい所で更新していきます! (2022年11月8日 22時) (レス) id: 9c7b927df5 (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - 更新再開ものすごく嬉しいです😭😭😭リクエストなのですが漆黒の追跡者をお願いしたいです! (2022年11月8日 22時) (レス) id: b0ccef1124 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:反町ゆうり | 作成日時:2022年6月25日 8時