双子の妹。9.【金田一少年の事件簿NEO】

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Aside




はじめちゃんはその箱を手に持って、私の顔を見つめ直した。




「はじめ、ちゃん…？」




「A、俺と結婚してください。」




「私でいいの？」




「俺はAとずっと一緒にいたい。」




はじめちゃんの言葉に涙が出てきそうになる。




「私もっ…。」




「俺と結婚してください。」




改めてそう言ったはじめちゃんは、私の薬指に指輪を通した。




「はじめちゃん…！！」




「うわっ…A…！」




「もう…大好き…大好きだよっ…！」




はじめちゃんの飛び込んで胸の中でめっちゃ泣いてしまった。
その涙は止まることなく、もうどんどんでてきて、、。




「金田一先輩！A先輩！」




「「A/Aちゃん/はじめちゃん/はじめ！」」




「「「おめでとう/ございます！」」」




「「佐木/君、美雪/ちゃん、おっさん/剣持さん！？」」




帰ったんじゃ、なかったの、、？




「はじめもAも、立派になったもんだな。」




「えぇ、そう？そうかな？」




「ダメですよ、剣持さん。金田一先輩調子に乗りますって！」




「ホントよ、これだからはじめちゃんは…。」




「な、調子に乗るはないだろ！」



「あ〜あ、パパはダメだね〜。笑
私、パパよりこの子の方が大好きになっちゃうかも。笑」




「A！？」




え、なに…？何ですか？？
はじめちゃんにもガン見されて、美雪ちゃん達にも見られてる。




「「A先輩/A、妊娠してるんですか/してんのか！？」」




「「はぁ？今更？」」




「俺は薄々？まぁ、気づいてたけどな？」




なんだこれはと思いつつ、はじめちゃんの顔を見る。




「A、これから俺はどんな事があってもお前を守る。
だからずっと一緒に居てくれるか？」




「もちろんです、、お願いします！」




私、金田一A。




高校卒業後に、はじめちゃんと結婚をし家庭を持つことに決めました。




それまで色んなことがありそうだけど…どんな事があっても、




この子と、はじめちゃんと…ミス研の皆で頑張ろうと思う。

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