４７ 第九話 ページ1
Youside
お面を取った人物は、やっぱり相模さんだった。
『……相模さん……！』
武蔵「A、来るな！…相模、どうしてお前が。
お前、何者なんだ？」
『…そんなっ…』
相模さんの雰囲気はいつもの雰囲気と違う者だった。
相模「…武蔵さん、撃てるんですか？」
『相模さん…なんで…！』
武蔵「A…！」
おじさんの後ろに居た私はおじさんに押されて隙間に逃がされた。
その直後に相模さんはおじさんを気絶させ、
相模「相模だ、これからそっちに向かう。
10分後に地下搬入口を開けてくれ。」
おじさんは背後から相模さんに近づいて気絶させていた。
私はその瞬間に隠れていた場所から出て、
『おじさん！』
武蔵「A…」
『ねぇ、相模さんが紫鬼って…』
武蔵「お前にも聞くことは沢山ある。」
『……聞く、こと……』
武蔵「Aが覚えている記憶の全部だ。
俺と出会う前、何処で何をしてたか…それに、相模との関係も。」
私と相模さんの関係は…私自身にもわからないことだった。
武蔵「Aは、こっちに残れ。」
『……ッ……』
武蔵「大丈夫だ、俺は見捨てたりしない。
ただ…Aと今後接するにも、全部知っておくべきだと言ってるだけだ。」
おじさんは私の頭を撫でて、その後無線でさくらさんに病院に戻ると言っていた。
武蔵「A、お前は幸せになれ。」
『…おじさっ…』
おじさんは私にそう言い残して地下駐車場を出て行った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 408人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
sho.kano0129(プロフ) - 作品とても面白いです！何度も見たから結末は知っているのに、今でも青鬼求めてドラマを見続けてます笑 なので我慢できず、占ツクで作品を探し始めてしまいました(･･;) (2月25日 23時) (
レス) @page3 id: 2f19522bbb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：反町ゆうり
| 作成日時：2024年2月24日 23時
