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神威side




武市って奴から連絡が入った。

Aの父親はA神楽手を下す以前に瀕死の状態で、トドメはAがさし、父親の仲間であった攘夷志士達も既に屍だった為、




撤退する。という判断に至った。




戦艦で合流した時には、既にそこにはあいつの姿はなく、シンスケは「暫くは地球で過ごすとよ」と言い捨てて戦艦に乗った。



俺の少し目線の先では、来島がぷるぷると少し震えながら鼻を啜っているのが見えて。



あぁ、こいつらも知ってるんだと確信した。








帰りの船は静かで、


俺は1人、真っ暗な宇宙を呆然と見ていた。





一年後────という約束。



あいつはしっかりと守って帰ってくるのか。





結局、




あいつからちゃんと、あの返事を貰っていない。






【だから…私も好きですよっ!!】





投げ捨てるように言って、部屋を出ていったあいつ。




次会う時は、目を合わせて言ってくれるだろうか。



そして俺は






神威「────好き…じゃ足りないかもネ。」






彼女に好きよりも先の言葉が言えるだろうか。

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作者名:青ウサギ | 作成日時:2018年5月26日 0時

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