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その後1 ページ40

遅くなりましたが、その後のお話です。

─────────────────────


「そ、そう言えば沖田さん…

お仕事は?」


「...それよりも団子でも食いに行きますかィ?」




…な、まさか




「さ…さぼり…?」

「…近藤さん達なら分かってくれまさァ」

「いや、ダメですよ!!」





「平気平気」とAの頭をポンポンと叩く沖田。平気じゃないんです!とAは言葉を詰まらせる。






「私、一緒に屯所に行きま...「唯!!」ぐぇっ、」





ドンっ...と。


突然後ろから抱きついてきた...




「チャイナ」




沖田さんがゲッと名前を呼ぶ。




...これが、これが神楽ちゃんの声...?



こんな可愛い声をしてるんだ。と声がようやく聞けた嬉しさにAはまた涙が出そうになってしまう。



唇を噛み締めてから深呼吸をして、そしてゆっくりと振り返ると、そこには酢昆布を咥えた神楽ちゃんが立っていて。





「またサドと一緒アルか!?何もされてないアルか!?あ、待つアル!えっと...紙...」





ゴソゴソとチャイナ服についたポケットに手を突っ込み紙になるものを探し出した神楽ちゃん。



私はその手を優しく握って、「大丈夫」と答えて。





「心配してくれてありがとう。でも何もされてないよ。」




そう言って笑ってみせた。




「え?」と動きが一時停止する神楽ちゃん。



私はその反応の面白さに、プっと吹き出して笑った。そして沖田さんも、そんな私を見て嬉しそうに笑っていた。

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設定タグ:銀魂 , 沖田総悟 , シリアス?   
作品ジャンル:恋愛
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リアルドS - 沖田くんカッコいいo(〃^▽^〃)o (2020年2月29日 22時) (レス) id: ab2e31f108 (このIDを非表示/違反報告)
アニオタで何が悪い。 - nanasiさん» 本人ではなくてすみませんが、ゆっくりと話して、短い言葉なら、聞こえるのではないでしょうか。 (2018年10月15日 23時) (レス) id: b56a29ce1c (このIDを非表示/違反報告)
nanasi - 質問なんですが、11の冒頭で沖田の呼びかける声が聞こえているのはどういう状況ですか?片耳だけ聞こえるとか有るんですか? (2018年9月30日 22時) (レス) id: 24c72b8a8f (このIDを非表示/違反報告)
青ウサギ(プロフ) - ありがとうございます!頑張ります (2018年9月30日 14時) (レス) id: 96f8c4fa92 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - このお話大好きです!!番外編楽しみにしてます! (2018年9月30日 14時) (レス) id: 9001c617e7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:青ウサギ | 作成日時:2018年2月27日 20時

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