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今日も私は、1人公園のベンチに腰掛けて絵を描いていた。スケッチブックを初めからめくり返すと日に日に上手くなっているのが自分でも感じられた。
「…うーん、そろそろ色塗る練習もしたいなぁ」
早速帰りにでも絵の具や色鉛筆を買っていこうかな。
そんな事を考えていたからだろう。
.
気づけなかった、と言うより気づかなかった。
ガッと肩を掴まれて、ヒュッと喉が鳴った。恐る恐る後ろを振り返るとそこにいるのは沖田さんでも銀さんでもない
知らない、数十人の男達。
.
「…ど、どちら様ですか…っ!?」
咄嗟に声を上げる。
「助けて」と言いたいのに声が出なくて、誰かと尋ねるのに必死だった。
「俺は────。お──し──な?」
.
何かを言ってるのに聞こえない。
──耳が聞こえないから。
口の動きを見ても読み取れない。
──早すぎて。
────どうすることも、できない。
なら、せめて
「…っ!誰かぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
足掻いてもがいてこの場から逃げよう。
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リアルドS - 沖田くんカッコいいo(〃^▽^〃)o (2020年2月29日 22時) (レス) id: ab2e31f108 (このIDを非表示/違反報告)
アニオタで何が悪い。 - nanasiさん» 本人ではなくてすみませんが、ゆっくりと話して、短い言葉なら、聞こえるのではないでしょうか。 (2018年10月15日 23時) (レス) id: b56a29ce1c (このIDを非表示/違反報告)
nanasi - 質問なんですが、11の冒頭で沖田の呼びかける声が聞こえているのはどういう状況ですか?片耳だけ聞こえるとか有るんですか? (2018年9月30日 22時) (レス) id: 24c72b8a8f (このIDを非表示/違反報告)
青ウサギ(プロフ) - ありがとうございます!頑張ります (2018年9月30日 14時) (レス) id: 96f8c4fa92 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - このお話大好きです!!番外編楽しみにしてます! (2018年9月30日 14時) (レス) id: 9001c617e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青ウサギ | 作成日時:2018年2月27日 20時