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「───好きなところが分からんのに好きだと?人間とは何を考えているのか相変わらず分からん...」
はっと鼻で笑う元老様を睨んで「ふーん…」と言葉とは言えない返事を返す。
Aは思ったのだ。
この男は私自身を見ているのではなく、『人間』という道具の欠片としか見ていないのだと。
…そんな男に、好きがどうこう言われたくないんだけど...
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─元老様ぁ、私は人間じゃないれすよ?
...私は
『私は、神崎Aれすよぉ?』
口角を少しあげて言ってやれば、Aは元老の腕を思いっ切り振り払い、まだクラクラする頭を働かせながら第7師団へと向かう。
本当ならば今すぐにでも自室に戻ってシャワーを浴びたいけれど、今はそれ以上に会いたくて仕方ないくて。
『──んー...神威ぃぃ...』
重い足乗りで神威の部屋へと向かった。
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少し修正しました。
すみません。
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自己満者 - え・・・・・神威君ハゲてんすか……想像ができない……。星海坊主の遺伝子っすね(笑)これからも頑張って下さい! (2019年8月17日 16時) (レス) id: c6b3012422 (このIDを非表示/違反報告)
青ウサギ(プロフ) - ありがとうございます!嬉しいです! (2018年7月22日 21時) (レス) id: 96f8c4fa92 (このIDを非表示/違反報告)
みたらし団子バカ - 青ウサギさん!何て神作なんですかっ! (2018年7月21日 16時) (レス) id: b72e644e8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青ウサギ | 作成日時:2018年6月10日 14時