舞姫ちゃん、獣に気をつけて 【神威】

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『──やめてくらはい！』




酔っているせいか呂律が上手く回らない。


話しにくい事この上ないわ...！








｢神威の女と聞いたからどんな女かと思えば…

ただの弱い人間ではないか。｣



『...そーなんれすよー私人間なんれす…』



｢お前はあいつの弱点を知ってるか？｣



『あー…あの人仕事が嫌いれすよー』






あ、これ弱点って言わないか。



────

そう言えば今度は


｢──お前はあいつのどこが好きなんだ？｣


と元老様が聞いてくる。


────


...好きなところ…？





《俺に抱かれてみる？》→1巻参照


《仕事は阿伏兎に任せておこう》→全巻参照




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『────さぁ…どこなんですかね…』





あの人の良いとこと言えば…




顔、体、戦闘力、笑顔(？)...



性格は真面目でもなければ、面白さも感じられないし...


.

よく分からんなぁ…あの人…。






でも。







好きなんだよね…。なぜか。

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