20 ページ21
「────って兄ちゃんが言ってた」
...
何も言葉が出なかった。
実際には額を手で覆い悶えることしか出来なかった。
恥ずかしすぎる。あいつは馬鹿なのか?!
普通そんなこと子供に言う!?
「姉ちゃん、愛されてるね」
『…もう何も言わないで...』
恥ずかしすぎて死んでしまう。今なら本当に昇天できる気がする...。
「で!名前は?名前は?」
『あ、そうだったね。...んー。』
色々浮かぶけど、どれもあだ名の要素が混ざってる気がして決まらない。
どうしようかな…
...
『あ、』
そうだ。
『…紅証...とか?』
「こうしょう?交渉?」
『いや、違くて』
紅証...それは。
『私にはもう1つ、紅蘭の舞姫っていう名前があって。ずっと嫌いだったんだけど、神威に会って好きになれて...
証は…あなたは私と神威の愛の証...てきな感じ...で。』
簡単な名前だと嫌だと思い、難しく、だけど最大の意味を込めて名前の意味を説明する。
チラリ、と男の子の反応を伺うようにして見た。
224人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
自己満者 - え・・・・・神威君ハゲてんすか……想像ができない……。星海坊主の遺伝子っすね(笑)これからも頑張って下さい! (2019年8月17日 16時) (レス) id: c6b3012422 (このIDを非表示/違反報告)
青ウサギ(プロフ) - ありがとうございます!嬉しいです! (2018年7月22日 21時) (レス) id: 96f8c4fa92 (このIDを非表示/違反報告)
みたらし団子バカ - 青ウサギさん!何て神作なんですかっ! (2018年7月21日 16時) (レス) id: b72e644e8b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:青ウサギ | 作成日時:2018年6月10日 14時