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無駄に長く静かな渡り廊下に、カツカツとハイヒールの音と男女二人の声が響く。


そこを歩いている団員達は、真ん中の通路を開けるようにして端に寄った。





「地球?」


『そう、行く事になるかもってよ。』


「何その楽しそうな話」






黒い笑みを浮かべて笑う神威。

Aはそいつを横目で見やり、小さな溜息を吐いた。





『何処が楽しいんだよ。つーか用があるから呼んだんだろ、いい加減用件話せ』


「あぁ、そうそう。これ」




渡されたのは1枚の紙切れと写真。

写真には見知らぬ顔の男。紙切れのそいつの情報らしい内容が記されている。




『任務か何かか?』


「元老から渡されたよ、また裏切り者だってね」


『また探せって?だったら自分達で探せっつー話だろ。あのジジィども。』


「ジジィはこれから“お楽しみ”だよ。お前はこっちよりあっちの方がいい訳?」





チッと神威に聞こえるように大きく舌打ちをする。


自分は仕事をしない癖に、この男はこうして部下に仕事を押し付けてくるのだ。
鬼畜だ。糞だ。真の悪党はやはり、やる事がひと味ちがう。




『あんた、よく団長になれたよな』


「なに?団長になりたいの?でもお前弱いからなぁ」


『んだとゴラァ!!!くっそ!殴らせろ!!なりたい訳じゃないけど一発殴らせろゴルァ!!』

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設定タグ:銀魂 , 神威 , 春雨   
作品ジャンル:ラブコメ
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青ウサギ(プロフ) - これからのお話しで登場します!阿伏兎ではありません! (2018年6月29日 15時) (レス) id: 96f8c4fa92 (このIDを非表示/違反報告)
真由(プロフ) - すいません。気になったのですが、目の下にくっきりとクマを付けて、体形がガッチリとしている男←阿伏兎でしょうか?仲間内で敬語は使わないと思うのですが。阿伏兎じゃなかったらすみません。 (2018年6月29日 15時) (レス) id: efeb5e493c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:青ウサギ | 作成日時:2018年6月6日 22時

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