喧嘩しないで猛さん！【今日から俺は】

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貴方side



貴「ありがとうね、家まで送ってくれて」



三橋くんが私を家まで送ってくれた。私の周りの人は全員優しいと思うのは私だけかな？



三「いいの、いいの！Aちゃんに何かあったらアイツにぶっ飛ばされるから！」



ニコニコと笑いながら三橋くんは言ってる。アイツって誰？




貴「そうなの？でも、ありがとう！気をつけてねー」




三「はいよー！じゃあ、明日ね」




三橋くんは私が見えなくなるまで手を振ってくれた。可愛いなー、三橋くん。




貴「ただいまー…」



鍵を開けて家のドアを開けた。両親2人は私が小さい頃に死んじゃって今は一人暮らしをしている。両親2人は私のために膨大な量の貯金を残してくれていてそれを少しづつ使ってやりくりしている。もちろん私もバイトはしている。



貴「ハァ…今日は色々合ったなー」





今日あったことがドット押し寄せてきて一気に疲れが出てきた。





貴「あ、コレ…」





スカートのポケットの中に1枚のメモが入っていた。片桐さんがくれた電話番号の用紙だ





貴「ｴﾍﾍ…貰っちゃった〜♪」



この番号にかければいつでも相良さんの声が聞けるんだ…ｴﾍﾍ♪片桐さんにお礼言わないとなー




ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ…ﾌﾟﾙﾙﾙ…



廊下に置いてある電話からﾌﾟﾙﾙﾙと音が鳴った。誰かな？





貴「ハイ？…鳥井です」




受話器を取り自分の苗字を名乗り相手が言うのを待っていた




？「あ、鳥井さん？俺、俺…相良」





貴「相良さん!…え、あ…こんにちは？」




電話の主は相良さんだった。私に何か用があるのかな？…何話したらいいのか分からなくて挙動不審になっちゃった(笑)




相「ﾊﾊｯ、どーも…さっきはいきなり倒れてすまねぇな。」




貴「いえ!身体の方は大丈夫ですか？」




相良さんの電話の内容は謝罪の内容だった。私は全然気にしていない、むしろ相良さんが心配だ。貧血なのかな？相良さん






相「あ、あぁ！…もう治った！」





貴「ｸｽｯ、本当ですか？」





電話越しからでも分かるほど相良さんは同様していた、きっとまだ貧血が治っていないんだ。






貴「相良さんに何かあったら大変ですから、何かあったらすぐ報告してくださいね！」





相「…分かった、何かあったら鳥井さんに言うよ」

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