助けて…{有岡病系短編集}

朔間大花 様リクエスト □ ページ14

涼介side





先生｢じゃあもっかいやるよ？





はい、ワン、ツー、スリー、フォー、ファイブ、シックス、セブン、エイト、ワン、ツー＿＿＿






有岡！またそこ遅れてるぞ！｣







大｢っ…はぁ……はぁ……すみません…ｹﾎｯ｣







今日は1日中ダンスレッスン。







いつもの大ちゃんなら初めて2時間ぐらいで息切れし始めるんだけど







今日は十分ぐらいしか経ってないのに凄い息切れがやばい







しかも、結構フラフラしてる






いつもの優しい佐藤先生なら休ませてくれるんだけど、







今日は佐藤先生が休みだからか、最低5時間練習しないと休ませないという、鬼の前川先生だ







涼｢大ちゃん、大丈夫？｣






『全然大丈夫！ってかごめんね？俺のせいで＿＿＿＿＿』







前｢おいそこ！！！喋んな！






もっかい最初からやるぞ！！！｣






J｢｢はい…｣｣







前｢はい




ワン、ツー、スリー、フォー＿＿＿＿＿＿｣







心配になって大ちゃんを見てみると、さっきよりもフラフラしていた。







前｢おい山田！よそ見するんじゃねぇ！｣







涼｢はい……｣







注意されたから前を向こうとすると







ばたんっ







涼｢大ちゃん！？｣







大ちゃんが倒れてしまった

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