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「なあ、一緒に飲まん？」



部屋に戻る途中、末澤さんが聞いてきた。



「だから、私まだ18ですよ？」



「…1ミリも飲んだことない？」



正直に言うと、ある。



高校生の時から嫌なことがあるとよく冷蔵庫のお酒を漁って飲んでいた。



「あるやん。」



末澤さんは口元を抑えてそっぽを向いて笑った。



(笑い方かわいいな)



そんなことをぼんやり考えていた。



「ちょっとでいいから。な？」



首を傾げて顔を覗き込んでくる仕草にやられて、私はまんまと末澤さんの部屋について行ってしまった。






※未成年飲食だめです絶対

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作者名：朱沼 | 作成日時：2024年2月18日 0時

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