女の価値1. ページ6
幼い頃から男の顔と呼べるような顔ではなかった
いくら得意な化粧をしても女の顔が変わることはなかった
『女顔！なんでそんな顔で男なんだよ』
そう笑われることは少なくなかった
毎日のように言われる暴言に嫌気がさした
でも
女顔って言われるなら
女になってしまえば良いじゃないの
その日から着飾りを始めた
男の時間は少なくなった
言葉も気をつけた
これで女になりきれたはずだった
元彼『なんだ、男かよ』
こんな外見でできる恋人も多かった
殆ど男の人
そんな趣味ないのだけど
男ってこんなに怖いんだと思った
自分もこんな感じになるのか、と思うと恐ろしい
瑞希「ヒョウ？どうしたの？」
「ん、なんでもないわよ」
瑞希「何かあったら言ってね」
そう、今はこの子がいてくれてる
こんな醜い変な趣味をしている私のそばにいてくれている
「瑞希」
瑞希「？」
フワッと瑞希の顔を手全体で包み込む
貴女がそばにいてくれている分私は貴女の為になりたい
「いつもありがとうね。そばにいてくれてありがとう」
瑞希「...当たり前だよ」
と瑞希が言うものだから可笑しくなる
おでこを付け合わせ至近距離で見つめ合う
2人が浮かべた笑顔には
真っ黒なものはなく
どちらも清々しい笑顔だった
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剣ポケもポリ乙も大好き＠暖ゴロ(プロフ) - 更新終わりました！小説瑞希過去編の第一話は短編集のトレースです (2016年9月9日 19時) (
レス) id: 4f259d5ac7 (このIDを非表示/違反報告)
剣ポケもポリ乙も大好き＠暖ゴロ(プロフ) - 作ってきました！更新します！ (2016年9月9日 19時) (レス) id: 4f259d5ac7 (このIDを非表示/違反報告)
剣ポケもポリ乙も大好き＠暖ゴロ(プロフ) - くなまこいーなーさん» ありがとうございます！作ってきます！ (2016年9月9日 18時) (レス) id: 4f259d5ac7 (このIDを非表示/違反報告)
くなまこいーなー(プロフ) - 剣ポケもポリ乙も大好き＠暖ゴロさん» 構いませんよ (2016年9月8日 20時) (レス) id: 7d34914dfd (このIDを非表示/違反報告)
剣ポケもポリ乙も大好き＠暖ゴロ(プロフ) - くなまこいーなーさん» あの、名も無き少女の名も無き旅路を本格的に書きたいので、独立した小説にしていいですか？その場合ゲームに出てきたキャラがゲスト出演とかするかもですが (2016年9月8日 19時) (レス) id: 4f259d5ac7 (このIDを非表示/違反報告)
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