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マイキーside

シンパっちに俺は説得されてしまった
俺もAも命の尊さについてよく知っていたから

大切な人の命が亡くなるという恐怖を知っていた
シンパっちが俺のことが好きとか恥ずかしい言葉を言って
Aの事も好きだって言おうとしたが

Aに殴られていた
…あぁ、やっぱコイツは不器用なだけかもしれねぇ

新八「何すんですかっ!!」

今、シンパっちがAが好きだと言ったら東卍を裏切ったという発言になる

かと言って、春雨に行けるわけがねぇ…コイツは俺のことも好きだとか吐かしたからな

Aが殴ってなきゃ、コイツは東卍からも春雨からもボコられてた

マイキー「シンパっち、ありがとな…目ェ覚めた」

新八「マ、マイキー君っ!」

マイキー「A…今回はココで解散だ。俺は万全なテメーと戦いてぇ…シンパっちの言う通りだ

こんなガキの喧嘩で死人を出す訳にはいかねぇからな」

「…」

Aは何も言わずに俺とシンパっちに背を向けて歩き出し
少し離れてから「テメェ等ァ…帰んぞォ」と言った

春雨の連中は拍子抜けしたのか一瞬固まっていたが
Aの舌打ちが聞こえた瞬間、全員ゾロゾロと帰って行った

場地も春雨の奴らと同じ方向に足を進め始めた

マイキー「場地、俺はテメーを諦めねぇ
絶対に春雨から奪ってやる」

場地は俺の言葉を無視してAの方に歩いて行った

マイキー「俺らもココで解散だ」

俺は一虎の所に行って腕を引いて肩を貸してやった

一虎「マイキー…ごめんっ…俺っ」

マイキー「喋んな…もう、終わった事だ」

俺は真実を知らない方が良い…きっと、真実を知ったら
一虎を殺しちまうから

俺は一虎に肩を貸したまま歩き続けて自分のバイクがある駐輪場に到着した

ドラケン「…一虎、乗れよ」

一虎「うん、ありがとな」

ケンチンは何かを察したのか一虎から俺を離した
2年前、兄貴の事件の真相が大体わかった気はするけど

Aが馬鹿みてぇに必死こいて俺に嘘ついているから
俺はその嘘にまた馬鹿みたいに騙されてやる

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作者名:するめめだかからす | 作成日時:2022年9月3日 16時

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