151 ページ1
新八side
千冬「これで1つ分かった」
武道「え?」
千冬「83抗争も次にある抗争も全て春雨のトップ坂田Aによるものだと思われていた事全てを仕組んだのは
"稀咲鉄太"だ…今、稀咲は東卍にいる、だけど春雨とも繋がれるパイプはある…アイツはマイキー君とAさんどっちが負けても確実に幹部になれるんだ!!」
新八「…Aちゃんに知らせないと!!こんなの、可笑しい!!」
稀咲鉄太…恐ろしい奴だ
グイッ_________________
僕は後ろから少し引っ張られたから振り向いてみると
傷が治りかけている神楽ちゃんがいた
武道「神楽ちゃん…!!」
神楽「今言ってた事…本当アル?」
神楽ちゃんは真剣な眼差しで僕たちを見つめた
だけど…神楽ちゃんをこんな事に巻き込んだら
それこそ、危ない…っ
千冬「…女は関わんねぇほうが良い」
その瞬間神楽ちゃんは千冬君の胸ぐらを掴んでいた
武道「か、神楽ちゃん?!」
神楽「ふざけんな!!女とか男とか関係無いアル!
神威もAも…稀咲に嵌められていくのを黙って見てろって言うのかヨ!!」
新八「…神楽ちゃん」
千冬「ダメだ…場地さんならそう言う
これは遊びじゃねぇんだ…もしかしたら死人だって出る」
確かに、神楽ちゃんをこんな危険な事に巻き込んで取り返しのつかない事になってしまったら…
僕は神威君にも銀さんが目を覚ました時に合わせる顔が無い。
神楽「なんでっ!」
新八「神楽ちゃん!!今回は手を引いて…ね?
紅桜の傷だってまだ完治してないでしょ?」
神楽「新八っ…」
新八「神楽ちゃんは銀さんの傍にいてあげて…ね?」
神楽ちゃんは悔しそうに下唇を噛み締めていた
千冬「ったく…おい、えーっと…」
武道「神楽ちゃんだよ」
千冬「おう…おい、神楽!!俺達がなんとかするから
あんまり、湿気た面すんじゃねぇ…わかったな!」
神楽「偉そうに言うなヨ…ボロボロのくせに」
千冬「んだと!!」
何だかんだで、神楽ちゃん、諦めてくれて良かったけど
今回の抗争も前回みたいに誰かが刺されたとか無いと良いんだけど…
新八「まあまあ…でも、武道君…マイキー君との約束守れなかったね僕達…」
武道「あ…俺等殺されんのかな…」
48人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:するめめだかからす | 作成日時:2022年9月3日 16時