帝光中にスカウトされた選手がネガティブすぎる【黒バス】 (ページ44)

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目がさめるとそこは保健室で、

眩しい光に目をこすりながら起き上がった

周りにはキセキ達がいて、

目の前には桃井さんがいた。

手の位置的に、

ズレていた毛布を整えようとしていたようだったが

俺は、小さく声を上げて驚いてしまった

桃「あ、ご、ごめんっ、！

倒れたって聞いて、今日朝も顔色悪かったし

心配で、少し様子見に来ただけなの、

す、すぐ帰るから！笑」

可愛らしく笑う彼女は、倒れた理由を聞いたからか

俺と目を合わせないようにそう言った

ただ俺のために、申し訳なさそうに謝る彼女を見て

ひどく、申し訳なくなった

謝らないでほしいと思った

このまま彼女を帰してしまったら、

俺はずっとこうやって生きていってしまうと思った

ずっと、ずっと今回のことを引きずって

もう、前に行けないのかと思った

こんな俺にも優しくしてくれる。

そう俺が気づけた初めての女性だから

だから

貴「…ごめん、謝るのは俺だよ

あ、ありがとう…桃井さん」

俺は、離れようする桃井さんの腕を掴み

そう言った

その光景に、桃井さんと俺の遭遇に

焦っていたキセキ達は、少し驚いていた

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【ご報告】これは桃井さんと主人公のラブコメではありません。

桃井さんと主人公が

恋人関係になるのでは？って感じの

フラグが凄いですが、恋人にはなりません

あくまで主人公が初めて心を開いた女性だから

特別という形になるだけです