帝光中にスカウトされた選手がネガティブすぎる【黒バス】 (ページ45)

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俺はそのまま、話を続けた

別に、こんな俺の事知りたくないだろうけど

言うことによって、俺は前に進める。

変われるチャンスは、今しかない

貴「俺、両親が、変わっててさ

父親は、昔も今も女遊びが激しくて

母親は、そんな父親に依存してるんだ。

父さんは家にいることの方が少なくて

母さんはそれが嫌で嫌で、俺に強く当たったり、

逆に俺の事父さんと思い込んでせまってきたり

日によって態度が違くて、

でも、母さん、いつも最後には

地面に頭擦り付けながら謝るんだ

俺はそんな母さんのこと、こんなふうに思うのは

母さんに失礼かもしれないけど、

ずっと、[可哀想]って思ってたんだ

弱くて、もろくて、俺は

女の人を見ると、その母親がちらつくんだ

壊れ物だって、思っちゃうんだ。

壊れそうで、怖いって思ってしまうんだ、」

赤「…その母親を見て父親はどうしているんだ」

貴「父さんに、1度相談したことがあるけど

その時父さんが言ったのは

[間違っても警察には相談するな]

っていう言葉だった。

別に、母さんを恨んだことはないし、

相談することは無いけど、」

黒「警察に相談しようもんなら、

父親も処罰対象ですしね、」

貴「母さんは、

父さんが悲しむことはしたくないし

俺は母さんに、これ以上悲しんで欲しくない

俺達家族の悪い噂は、元の小中学校では

結構有名だったんだ。

だから、凄く周りから気を使われていたし

本当の友人と言える人はいなかった

だから、赤司から転校の話を聞いた時、

すんなり受け入れてしまったんだ

場所が変われば俺も変われると思って、」