【鬼滅の刃】売られた喧嘩は買う主義なので！

20話 ページ23

貴方side

館｢A報告してくれるかい？｣


貴｢御意…｣


私は下弦の零、上弦の零がいる事、順位的な事などを話した



貴｢上弦の零は鬼舞辻に一番近い存在だと思われます…｣


そう言い終わり私は頭を下げた



悲｢上弦の零がいるとは…想定外だ…｣


他の柱の顔は少し歪んでいた


館｢そうだね、この件については考えてもいなかったよ｣


煉｢どうされますか、お館様！｣


館｢鬼は何があっても滅しなければならない…鬼の戦力が上がってる今やられっぱなしでは駄目だからね、柱稽古をやることにしようと思う




いいかい？みんな｣





柱｢ ｢御意｣ ｣



柱稽古？！


嘘でしょ、私どうすればいいの！めっちゃ集中しないと見えないし、包帯も取りたくないし？！


怪我で動けませーんって事でサボろっかな




館｢じゃあここまでにしようか、良くやったねA、お大事にね｣


貴｢ありがとうございます…｣




そう言って柱合会議は終了した



終わった時に思ったんだけど私、鬼の上から3番目の野郎を倒したんだよね？！
すごくない？！

え、ちょっ誰か褒めて欲しい


お館様が退室された今、私と他の柱はまだ部屋に残っていた

伊｢今回はどうするんだ？｣

柱稽古の順番だろう


正直に言ってしまうとやりたくない
ちらっとしのぶの方へ目線を移すと

口パクで



『今回“は”逃がしませんからね』ﾆｺｯ


黒い笑顔で言われた



怖ぇぇぇぇ！！！
やっば、鳥肌たったわ…

待って、スケベさんより怖いじゃん！！！



今回はとは前回の柱稽古の時私は逃げ出したのである
私抜きで柱稽古が行われたという

柱が私のこと追いかけて来てめっちゃ怖かった？！


いや、あの時帰るの怖かったなぁ

しのぶが私の屋敷の前に仁王立ちで立ってるんだよ？！

拳骨食らったし…
超痛かった！！



悲｢天光は参加するだろう？｣



悲鳴嶼さんがそう言うと柱全員がこちらを向いた

貴｢…！も、もちろん参加しますよ…｣


参加しないと言おうとしたのだが

しのぶが物凄い形相をしていたのが見えた


私は悟った

今回の柱稽古、逃げしたら今度こそ実験の餌食になると、



伊｢そんな怪我で出来るのか？たかが下弦だろう怪我をしてどうする、しかも目だろう、柱としてどうなんだ｣ﾈﾁﾈﾁ

なんだコイツは！

たかがって言ったぞ？！
三番目ですよ？！私凄いとおもうんですがっ！！馬鹿なのこの人？！

え、待って、これサボれるんじゃね？


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