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ページ10

刀剣男子side

堀川がここまで大声を出したことがあるのか?ここまで自己主張したことがあるか?すべての答えは否。此処にいる刀剣達は皆驚きで固まっている。堀川はそのまま刀を手に持つと何処かへ行ってしまう。

山伏「まさか兄弟がここまで言うとは」

山姥切「いい奴らしいな」

二振りは周りに聞こえないように静かに話す。

side終了

堀川「と、いうわけです!荷物はもう離れに置いてありますよ!」

和泉守「はえーな!おい!」

庭から見える居間には確かに堀川の荷物が置いてあった。荷物は少なくほとんどを国広派の部屋に置いてきたのであろう。いつかは戻れると信じて。

堀川「わぁ!?主さん!それはやりすぎです!2、3個で大丈夫ですよ。兼さん!お水をあげすぎです!」

少女・和泉守(お母さん?)

本丸の刀剣男子達は理解できなかった。何故堀川が審神者のところへ行ったのか。何故、あんなに笑っているのか。

ーーーーーーーーーーーー

〜?にて〜?side

新しい審神者が来たようだな。どうやら今回の審神者はいい人のようだ。でも、見に行くことは叶わない。誰でもいいから見つけてはくれないか?俺はちゃんと此処にいる。そうだ、念を審神者に送ってみるか。もしかしたら見つけてもらえるかもな。これが最後の希望か。もし駄目だったら折れるしかないな。頼むぞ、主。俺を早く

  見つけてくれ

?「待っておるからな、主」

side終了

その日の夜。和泉守と堀川と少女は川の字で寝ていた。少女は喉乾いて目が覚める。厨に行って水を飲むと何やら変な気配を感じた。

少女「・・・誰?」

そう問いかけても応える者はいない。それでもAは其処に誰かがいるような気がしてならなかった。

?「---・・・---・・・・・」

その時、小さいけど声が聞こえた。小さすぎてなんと言っているかわからなかったが少女は耳を傾ける。

「助けてくれ」

少女「!?」

今度こそはっきりと聞こえた。おそらく刀剣男子の声であろう声が。少女は急いで和泉守達のところに戻ると和泉守を無理矢理起こす。

和泉守「・・・ん?どうしたんだ主」

少女「声・・・助けて・・・聞こえた。だから・・・助ける。・・・多分封印・・・されてる」

和泉守「助けを求める声・・・か。罠という可能性があるが、それでもいくのか?」

少女「うん」

和泉守「フッ、主の護衛なら任せてくれ。国広も行くんだろ?起きているのバレバレだぞ」

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- 髭切バージョンを作って欲しい (2021年5月21日 3時) (レス) id: b0b9678a53 (このIDを非表示/違反報告)
蝶姫(プロフ) - 楽しみに待ってました。少しずつでも構いません。完結まで楽しみにしてます。 (2020年3月2日 23時) (レス) id: 57a196c635 (このIDを非表示/違反報告)
神夜(プロフ) - ありがとうございます!! (2020年1月11日 12時) (レス) id: d57f708b28 (このIDを非表示/違反報告)
月切 蛍(プロフ) - とっても素敵な作品です。無理しない程度に頑張ってください! (2020年1月11日 11時) (レス) id: 34c99d5432 (このIDを非表示/違反報告)
シズク(プロフ) - 教えてくださりありがとうございます! (2019年7月2日 14時) (レス) id: d57f708b28 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:神夜の羽織 | 作成日時:2019年6月5日 21時

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