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JM side









ジョングクの言葉に、足元にあった箱を蹴り飛ばしたテヒョンア。
 
そいつはジョングクの胸倉を掴むと、声を荒げた。









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TH「俺は何も言ってないしっ、Aが辛くなるような事なんて言わないッ!」

JK「じゃあ…っなんで何も言わないんですかっ!?Aに何があったか…っなんで言えないんですかっ!」









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ジョングクも負けじとそいつの手を掴む。怒りに任せたような力の使い方に、僕は恐怖を感じた。









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NJ「やめろ二人ともっ!」

HS「そうだよ!ジョングガっ!」

JN「離せテヒョンっ!」









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ヒョン達が二人の間に割って入る。
二人は引き離されると、荒くなった息を整えるように肩を上下する。









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NJ「二人とも落ち着け!ここでお前らが言い合ってどうするんだ!」









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ヒョンの静止に、二人は徐々に体の力を抜いていった。









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HS「…何がこの子の負担になったかは分からない…だけど、テヒョンはこの子が辛くなるような事なんてしない。分かってるでしょ?」

JK「…っ」









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悔しそうに顔を歪めるジョングガ。その肩に優しく手を置いたホソギヒョン。









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JN「…とにかく。今はみんな、落ち着いて過ごそう。Aが起きたら、または話を聞けばいい」









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その言葉に、テヒョンとジョングガはお互い顔を逸らした。僕は、未だベッドで眠っているAを見下ろした。









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HS「Aは僕たちが見てるよ。ジミナ」

JM「えっ、あ、うん」









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そうして、僕とホソギヒョン以外の兄弟たちは、保健室から出ていった。









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HS「ふぅ…マンネ二人のケンカは怖いよー。二人とも力強いし、ケンカっ早いしさ」









ヒョンはベッド横の椅子に腰かける。
 









JM「A…どうしたんだろ…今までこんなことなかったのに」









僕はその子の顔にかかった髪を、優しくよけた。









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HS「……僕らと同じ、かも」









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Machiya(プロフ) - ルイスさん» 読んでいただきありがとうございます…!!。゚(゚´ω`゚)゚。完結まで気長にお待ちください!! (2021年10月3日 22時) (レス) @page50 id: ef956d5f5d (このIDを非表示/違反報告)
ルイス - こんにちは!3章もハラハラドキドキしています(゚Д゚;)8人の行く末がどうなるのか、楽しみにして読んでいます。更新頑張ってください。応援してます! (2021年9月26日 17時) (レス) @page34 id: c62179e20e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Machiya | 作成日時:2021年9月19日 22時

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