月と組み分け ページ9
「イッチ年生！イッチ年生はこっちだ！」
ホグワーツ特急を降りてすぐ、大きな男の人が1年生を集めていた。
その後はボートみたいなのに乗って、湖を渡り大広間へ向かうらしい
目の前にシリウスとジェームズが座り、私はリーマスの横に座った
「見てリーマス。湖に反射したとっても月がきれい」
ふと下を見たら月に反射した湖がキラキラと輝いていて、まるで星みたいだった
「…綺麗だね。」
少し遅れて返事をするリーマス
「満月には人の心を狂わせるって言い伝えがあるでしょう？
満月の夜になると狼男に変身するおとぎ話があるように」
リーマスは少し驚いた顔をする。
怖がらせてしまっただろうか、彼の顔が不安がった。
「ごめんなさい、怖がらせたつもりは無いの」
「いや、大丈夫だよ。Aの言うことは間違って無いしね。だけど…」
「だけど？」
「…ううん、なんでもないよ。それよりも歓迎会のご馳走が気になるなぁ。早くつかないかな」
湖に反射した月を見ながらリーマスが言う。
その目はどこか遠くを見ていて私には何を考えているのか分からなかった。
「_________月なんて大っ嫌いだ。」
リーマスが絞り出したその声は波打つ音でAの耳には届かなかった。
いよいよ私の名前が呼ばれる。
ジェームズ、シリウス、リーマス、リリーはみんな揃ってグリフィンドールだった。
「ロペス・A！」
ついに名前が呼ばれ、私の足は組み分け帽子の元へと動き出す
"ロペスってあの純血の？"
"今年はブラック家と随分豪華だな"
"相当優秀なのでしょう？ぜひうちの寮へ来て欲しいわ"
みんなの口々の声が私の耳に届く。
どうか、みんなと同じグリフィンドールでありますように。
「ふむ、ロペス家の子か…
君はとても優しさに溢れた心を持っておる。もちろんその中でも自尊心もあって自分自身を大切にしているな。」
組み分け帽子が長々と喋り続ける。
「どの寮の素質も兼ね備えているが、どうしようか…」
「グリフィンドールにしてください。グリフィンドールがいいです」
みんなには聞こえないくらいの小さい声でつぶやく
「ほう、ならば君が選んだその道を信じよう。
________グリフィンドール！！！！！」
組み分け帽子の大きな声と同時に大きな歓声がグリフィンドールからあがった。
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ユマ(プロフ) - 9と4分の3番線が9と3分の4番線になっちゃってますよ💦このままじゃ10と3分の1番線になっちゃう、、、 (3月21日 10時) (
レス) @page7 id: c63c25d140 (このIDを非表示/違反報告)
うか(プロフ) - 好きぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ最死ん頑張ってください💪(๑•̀ㅂ•́)و✧ (2月3日 22時) (レス) @page11 id: 3da31f1962 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜 | 作成日時：2024年1月13日 23時
