センサー発動 ページ23
「Aが溺愛されてる！」
最悪だ。後ろのニヤついた2人にキッと睨みを利かせる。
ジェームズとシリウスはケラケラと笑いながら私のことを小馬鹿にしていた。
「君は…もしかしてブラック家の子か？」
「はい、お久しぶりです。ロペス家当主」
お父様がシリウスの存在に気がつき、話しかけると
さっきとは打って変わってお貴族モードに入ったシリウスが、学校での悪事は全て嘘だったんじゃないかと思うほど丁寧に挨拶をした。
「驚いた、最後に会ったのはきっと君が5歳くらいの頃だよ。よく覚えていたね」
「当たり前です。魔法族随一のロペス家の当主なのですから」
シリウスがフフンと偉そうにドヤ顔を私に見せてくる。
その態度にも腹が立ったけれど、頭を冷やしてその場にいる友達を両親に紹介した。
「鳶色の髪の毛の男の子はリーマス。その横のちょっと小さいのがピーターで、残りの2人は他人よ」
リーマスとピーターが照れながら挨拶をする。
その横で丸メガネとロン毛は私を茶化しながら自分で勝手に挨拶していた。
「A、お友達は大切にしなさい。」
「だってお母様___「1度お友達になったなら他人ではないでしょう？」」
言葉が詰まった私は、仕方なく残りの2人を紹介した。
「ロン毛がシリウス、丸メガネはジェームズよ」
ロン毛とはなんだ、とシリウスが反論する
なんだか今日は風に靡くシリウスのロン毛がやけにウザったく感じた
「それにしても、Aは男の子に人気があるんだね」
「女の子の友達もいるのよ、リリーって言うの！多分この辺にいると思うんだけど…」
辺りを見渡して見ても、残念ながらリリーらしき姿の人物は見受けられなかった。
クリスマス予定があるって言っていたし、もうここを出ていてもおかしくない
紹介したかったのに、と思っていたら丸メガネが この僕をお忘れじゃないかい？ と肩に肘を乗せてきた。
「僕のエバンズセンサーは誰よりもピカイチさ！ましてや見つけるなんておちゃのこさいさい
この感覚だとまだエバンズは駅の中にいるね
多分……こっちの方角だ！」
ジェームズがそう言った瞬間、自分でも表情が明るくなるのを感じた。
「ジェームズ最高！丸メガネなんて言ったこと取り消すわ！」
後にも先にも無い初めてジェームズに感謝し、私はみんなに ちょっと待ってて！ と言ってジェームズが指してた方角に一目散に走っていった。
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ユマ(プロフ) - 9と4分の3番線が9と3分の4番線になっちゃってますよ💦このままじゃ10と3分の1番線になっちゃう、、、 (3月21日 10時) (
レス) @page7 id: c63c25d140 (このIDを非表示/違反報告)
うか(プロフ) - 好きぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ最死ん頑張ってください💪(๑•̀ㅂ•́)و✧ (2月3日 22時) (レス) @page11 id: 3da31f1962 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜 | 作成日時：2024年1月13日 23時
