クリスマス・イブ ページ22
12月24日
大きなトランクを持ちながら私達はホグワーツ特急を待っていた
「リリー、クリスマスは家族と過ごすの？」
「家族とも過ごすけど、お昼はマグルの友達とプレゼント交換をする約束なの！」
プレゼント交換？と私が聞くと、もしかしてA知らないの？とリリーが聞き返した
「音楽を流しながらプレゼントを回していって、音楽が止まった時に手元にあるプレゼントを貰うの！
誰のかは分からないまま、どんなのが入ってるかも分からないからドキドキするわよ」
「へぇ、なんだか楽しそうね」
すっごく楽しいのよ！とクリスマス休暇を楽しみにしているリリー。
クリスマスは毎年家族で過ごすから少し羨ましく感じた。
そんな気持ちをリリーが汲み取ったのか、ある提案をしてきた
「クリスマスには間に合わないけど、2人でホグワーツに戻ったらプレゼント交換しない？」
いいの？と聞くともちろん！といつもの笑顔で返事をしてくれた
「何をプレゼントしようかしら」
「そんなに深く考えないで、似合うなと思ったのでいいのよ」
「リリーは本が好きだから、なにか見たことない本とか？」
「ホグワーツの図書館の本はもう殆ど読んでいるからそれは難しいかもしれないわ」
ホグワーツの図書館には数千冊、数万冊とも言われる書籍が保管されている。
そのほとんどをもう読んだなんて…
「化け物かなにかかしら…」
「ちょっと、なんか言った？」
いいえ何も！と言いながら逃げる私に、聞こえたわよ！と追っかけるリリー
きゃー！と笑う2人の声と、走り回る音がホグズミード駅に響いた。
***
「A！愛しの娘が帰ってきた！」
午前中のうちに出発したホグワーツ特急もキングス・クロス駅に着いた頃には外は真っ暗になっていた。
大きなトランクを抱え降りてきた生徒たちに、その家族が笑顔で出迎える中、1人の男の声が駅構内に響き渡る
他でもない、私の父だった。
「お父様…」
最悪だ、と頭を抱えた私とは裏腹にこちらに駆け寄ってくるお父様。
見えないはずのしっぽと耳まで見えてくる
「A、おかえりなさい」
「ただいま、お母様」
いつもの事だ、というような顔で何も感じないお母様のメンタルには見習わなければならない
毎回休暇の度にこれをされていたらたまったもんじゃない。
「少し背が大きくなったか？髪の毛も伸びたし、美容院でも行こうか。ホグワーツは楽しいかい？マクゴナガル先生には怒られてないか______」
云々喋るお父様はまるでマシンガンみたいで、後半は全く話を聞いていなかった。
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ユマ(プロフ) - 9と4分の3番線が9と3分の4番線になっちゃってますよ💦このままじゃ10と3分の1番線になっちゃう、、、 (3月21日 10時) (
レス) @page7 id: c63c25d140 (このIDを非表示/違反報告)
うか(プロフ) - 好きぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ最死ん頑張ってください💪(๑•̀ㅂ•́)و✧ (2月3日 22時) (レス) @page11 id: 3da31f1962 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜 | 作成日時：2024年1月13日 23時
